画像は栗林
5月4日 △1-1 巨人 マツダスタジアム
通算13勝17敗3分け
中日に抜かれ5位後退、首位阪神まで最大8・5差
14時開始・2時間52分、16,362人
相手先発 高橋7回8安打1失点
本塁打 -
抹消 曾澤
登録 正隨
一番セカンド菊池涼
二番サード堂林
三番ライト鈴木誠
四番センター西川
五番レフト長野
六番キャッチャー石原
七番ファーストクロン
八番ショート小園
九番ピッチャー床田7回109球8安打1失点(自責1)
前日(3日)初めてビハインドの場面でマウンドに上がり、新人最長タイのデビューから13戦連続零封をマークした栗林がイッキに14戦連続の新記録をマークした。
本人は「記録」にはこだわっていないがメディアはそうはいかない。
ただ、新記録達成は、プロへの道を後押ししてくれた関係者の方々や、森下の背中を追いかけるつもりだった栗林にクローザーという元場を与えてくれた佐々岡監督や永川投手コーチら首脳陣への恩返しでもある。
佐々岡監督は通算106セーブ、永川投手コーチは通算165セーブ。栗林はまだ8セーブ。お返しするにはこれから長い年月が必要だ。しかもやはり無理が祟るのか新人デビューで無失点記録を重ねた投手はその後、ケガや故障に悩まされるケースもある。
佐々岡監督や永川投手コーチのように強靭な肉体とタフな精神力を磨き上げていくことも必要だ。
この日は1対1同点だったから2日続けてのプロ初体験となるシチュエーションで結果は3者凡退、14球でその役目をまっとうした。
巨人との対戦が一番多くて早くも6戦目。九回、先頭の代打亀井は3球三振に退けた。
しかし続く初対戦の一番梶谷には三塁線を抜かれ二塁打にされた。
過去13度の登板で走者を2人背負った試合が一度だけある。4月24日の東京ドーム。先頭の丸と続く若林に連続四球を与えた。
丸の打席にはやはり独特の雰囲気が漂う。この日は三番に丸。二番の坂本を三ゴロに打ち取り梶谷を二塁にくぎ付けにしたのが大きかった。
丸への全5球のうち4球がフォーク。最後はワンバウンドする球で丸のバットが空を切った。(ひろスポ!・田辺一球)