若ゴイを「勝ちながら鍛える」方針を貫く内田二軍監督
前日、佐賀県伊万里市での”直接対決”を制した広島の二軍が福岡・雁の巣であったウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦に2対1で競り勝った。広島二軍は通算成績を52勝31敗5分として今季最多の貯金21としてウエスタン・リーグ2位の座を確固たるものにし、首位ソフトバンクまで4・5差に詰め寄った。
広島先発の中村恭平は1点リードの四回、二死から四球を許したあとなんと!3連続ワイルドピッチで失点。しかしその後は立ち直り、7回4安打ピッチングで最近では一番いい内容だった。
打線は二回にソフトバンク先発の東浜からキラが先制ソロアーチ。五、六回にも連打で東浜を攻めたがあと1本が出ず1-1のまま九回へ。
一死から代打・廣瀬が四球を選び二死二塁となって打席には九番・上本。ソフトバンク3人目の江尻から右中間へ二塁打を放ち、チーム4連勝を引き寄せた。
巨人猛追の一軍に負けず劣らず熱い夏を乗り切った若ゴイも、実りの秋を目指し9月戦線へと突入する。