画像は宇草
6月15日 ○5-3 西武 マツダスタジアム
通算19勝31敗8分け
試合のないDeNAを抜いて5位浮上、3位ヤクルトまで最大9差、首位阪神まで最大16差
18時開始・3時間13分、8,598人(緊急事態宣言下の延期試合)
相手先発 松本4回5安打2失点
本塁打 宇草2号②
一番セカンド菊池涼
二番センター羽月
三番ショート小園
四番ライト鈴木誠
五番ファースト坂倉
六番キャッチャー曾澤
七番サード林
八番レフト宇草
九番ピッチャー大瀬良7回116球7安打3失点(自責3)
塹江○(25試合2勝2敗)
栗林S(24試合1敗12S)
広島は大瀬良を立ながら七回、山川に同点ソロを許した。が、八回の塹江が二死満塁のピンチを招くと愛斗の放った難しい打球をセカンド菊池涼が見事、捕球して難しい体勢からファーストへショートバウンド送球。
これを3試合続けて「五番ファースト」に入った坂倉が好捕。
その裏、西武5人目のギャレットから八番宇草が2号2ランをレフトポール際に運んでこれが決勝弾。2日前に京セラドームでオリックス打線にサヨナラ打された栗林が3者三振で締めてチームの連敗を8で止めた。
八回、宇草に繋ぐヒットを放った七番林もこの日、プロ2度目の猛打賞。
林のひとつ年上、21歳の小園あ初回、先制の適時二塁打を放った。
1対1同点で迎えた四回の勝ち越しも曾澤、林の連続ヒットのあとの宇草の二ゴロ併殺崩れの間。
再度同点にされた五回の勝ち越し打を放ったのも23歳の坂倉で打点はすべて24歳以下についた。宇草も栗林も24歳。カープU-24の活躍のおかげで、今年の交流戦はパ47勝に対してセ49勝であすの広島-日本ハム戦を待たずに、2009年以来2度目のセ勝利となった。
とはいえ広島の交流戦成績はこれでやっと3勝11敗3分、勝率・214。ラスト1ゲームに勝てば勝率・267となるが、負ければ勝率ジャスト2割となって交流戦16シーズンの中で最低勝率になる。引き分けもダメ。これまでの最低勝率は2007年のブラウン監督下での広島の勝率・217。
なおそうは言ってもすでに広島の交流戦5度目の最下位は決まっている。5度はDeNA(横浜時代含む)とともにワースト記録だ。(ひろスポ!・田辺一球)