画像は2014年の初代メンバー5人の会見の模様、中央が田中誠也、右端が岡崎修司ゼネラルマネージャー
広島ドラゴンフライズは6月15日、田中成也が仙台89ERSへ期限付き移籍することが決まった、と発表した。移籍期間は2021年7月1日から2022年6月30日までとなる。
田中誠也はゼロからスタートした広島ドラゴンフライズの初代大卒メンバー5人の中のひとり。2014年4月7日、広島市中区で会見に臨んだ。初代ヘッドコーチの佐古賢一氏が会見を行ったのはそのあと、6月4日のことだった。
メンバー5人の中のひとりが岡崎修司ゼネラルマネージャーだ。
ともに広島ドラゴンフライズの歴史をここまで支えてきた。
”ふたりの力”もあって、コロナ禍での悲願のB1昇格は成し遂げた広島ドラゴンフライズだったが、現実は予想を遥かに超える厳しさで、B2スリーポイント成功率ナンバーワンの看板も、磨き上げたはずの技術もフィジカルもB1の壁に跳ね返された。
田中誠也の移籍により、来季に向けて日本人メンバーで残るのは新卒2年目のアイザイア・マーフィーと、2015年6月25日に新加入会見した朝山正悟、それに2020年11月に日本国籍を取得したトーマス・ケネディだけになる。
多くの思い出と多くの繋がりを築いた広島を後にする田中誠也は「クラブ創設から今まで本当にありがとうございました。またどこかで成長した姿を見せられるように、これからも精進してまいります。ありがとうございました」のコメントをクラブを通じて発表した。
送り出す岡崎修司ゼネラルマネージャーもその健闘を祈って次のようなコメントを発表した。
「このたび田中成也選手は仙台89ERSへの期限付き移籍の運びとなりました。来シーズンが複数年契約の最終年となっておりましたが、本人とも話し合いを続ける中で、クラブとしても断腸の思いでの決断となりました。広島では代名詞のクイックスリーポイントと足を使ったディフェンスで、チームに厚みを加えてくれました。シーズンごとにプレーの幅を広げ、成長していく姿に、クラブだけではなく、多くのファンが期待をしていました。クラブの立ち上げより在籍し、苦しい時期からB1昇格までの歴史を作った功労者であり、本当に感謝しています。クラブとして田中選手のこれまでの貢献に感謝するとともに、今後のご活躍を心より祈念いたします」
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