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2021年07月05日
編集部

B1「最短日本一」目指す広島ドラゴンフライズ、チーム改革司令塔の寺島良は新加入会見で「周りの選手を生かすプレーメイクを」

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寺島良
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会見に臨む寺島良(右)と岡崎ゼネラルマネージャー

 

6月15日に2021-22シーズンのロスター(公式戦に出場できる選手枠)を発表した広島ドラゴンフライズは7月5日、新加入選手の最初の会見を開いた。

 

岡崎修司ゼネラルマネージャーともに会見に出席したのは新メンバーの中で「一番に引っ越してきた」というPG寺嶋良。

 

寺島は東京都出身。京都・洛南高校から東海大学に進み、4年次には主将。2019年12月、大学4年で京都ハンナリーズと契約した。2020―21シーズンは先発メンバーに定着して、抜群のクイックネスを生かして1試合平均8・1得点、3・2アシスト。179センチ、1997年10月23日生まれ。

 

 

 

会見では、B1での2シーズン目を迎えるにあたり「最短で日本一」を目指す広島ドラゴンフライズの新司令塔として岡崎GMが寺島に対する期待の大きさを強調した。

 

その中で京都ハンナリーズの中心選手を広島に“引っ張ってきた”狙いはふたつ。

 

「ひとつは早いリズムでのゲームをコントロールする力を持ち合わせていること」「もうひとつが非常に魅力ある将来性」(岡崎GM)

 

チーム誕生からその時々でベストなPGが司令塔に抜擢されてきた。しかし、残念ながら軸になりきる前に広島をあとにするケースも相次ぎ、「広島のPGと言えば…」といえる領域には未だに達していない。だが、それではB1の舞台では致命傷となる。

 

岡本飛竜、古野拓巳、田渡凌のPG3名が広島をあとにした今回、寺島に加えて青木保憲(静岡出身、1995年6月23日生まれ)と、地元広島から特別指定選手を経て柳川幹也(1998年7月31日生まれ)も新たに加わった。

 

新チームメンバーは柳川も含めると11人中7人が新メンバー。寺島が新たな“化学反応”の触媒となれるか…

岡崎GMの話

 

昨シーズンを振り返り様々な課題がある中で、非常にゲームコントロールが安定しない、とそういう中でポイントガード強化を意識して進めてきました。獲得の大きな理由は2点。

 

ひとつは早いリズムでのゲームをコントロールする力を持ち合わせている。もうひとつが非常に魅力ある将来性です。

 

彼自身、京都ハンナリーズに大学から強化指定選手として加入、加入前は年末までで13連敗したチームが、加入後、9連勝を含む11勝4敗、V字回復という実績も持っています。

 

昨シーズンはスターターに定着して新人ベスト5に選出されました。実績としても期待できるんじゃないかと思います。と同時に、中長期的にリーグを代表するような選手になって欲しいと強く考えているところです。

 

特徴はクイックネスとリングにアタックしていく姿勢、合わせて速いリズムでゲームを展開することができますので、昨シーズンからいる中ではアイザイア・マーフィー選手、そして新加入のチャールズ・ジャクソン選手とのラインアップによって、今までの広島になかったリズムのバスケが展開できるんじゃないかと期待しています。

 

最後に我々が地域クラブにおいて最も重要と考えるのが地域貢献、社会貢献です、これが我々の存在意義です。彼は若手選手としては異例の発展途上国への社会貢献活動を京都在籍時より進めています。コート外の言動はチームにとってもいい影響になります。チームとしてもサポートして一緒にできる部分は進めようと思います。

 

 

寺島一問一答

 

-京都への思い入れ強かったはず、広島ドラゴンフライズに決めた一番の決めては。

 

寺島 一番の理由はちょっと抽象的になってしまうのですが第六感というか、すごいわくわくしたというのがかなり強くて、いろんな条件とかリスクを考えてしまうと京都にいた方がいいのではないかと考えたりするのですが、本心に従ってプレーしたかった。決めた時に新しい自分に出会えるんじゃないかなってのがすごい強くて、たぶんそれがわくわくした理由じゃないかと思うんですね。スタートになれるか、なれずにそういった選手になるか、を考えてわくわくしたんで、でも一応スタ―トはぜったい取りたい、優勝できるチームを作っていきたんで…

 

-岡崎GMからラブコール

 

寺島 僕はエージェントをつけず移籍交渉していまし、てGMの熱意とかをすごく感じたいというのが理由。岡崎GMの熱意を感じることができてよかった。京都を出る決断は難しかったけどそれを超える熱意を感じたので踏み切れました!

 

-広島のイメージは?

 

寺島 料理がおいしい、早く広島でと一番に引っ越してきたんで…。カキとは食べたことなくて挑戦してみたい、レモンとか柑橘系が好きなんで、たくさん食べていきたい・

 

-プレースタイルは。

 

寺島 一番の強みはスピード、クイックネスを生かすこと、それはオフェンスだけでなくディフェンスでもスチールやリバウンド両方の部分で生かせると思う。あとはまだプロ3シーズン目でフレッシュさ、若さもあるのでいい影響、流れを作りたい。

 

-アイザイア・マーフィーともプレーする…どんなゲームメークしたい?

 

 

寺島 すごく楽しみで、(昨シーズン)試合しててもこの選手がサイドに走ってくれていればすごく心強いなと感じていて、今回仲間になったということで楽しみな気持ちでいっぱいです。彼をさらに生かすのも僕の仕事です。個人的な部分では、積極的に攻める持ち味を失わずに、周りの選手を生かす、プレーメイクをしたい。

 

-具体的なスタッツは?

 

寺島 京都での昨シーズンのスタッツを全体的に超えたいというのと、スリーポイントの確率を上げる、それと回りに素晴らしい選手が集まってきているので、アシスト数を上げることをかなり意識してきたいです。

 

-最後にチーム目標は?

 

寺島 それはもう優勝です!

 

-ファンにひとこと。

 

寺島 広島っていうスポーツがすごく盛んな街で僕の中ですごく嬉しく楽しみ、ふるふるわくわくさせられるような試合をしたいと思うので応援よろしくお願いいたします。

 

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