画像はマツダスタジアムの鈴木誠紹介動画
10月28日 〇7-0DeNA マツダスタジアム
通算61勝68敗12分け
4位確定済、3位巨人まで3差、優勝のヤクルトまで15差
18時開始・3時間9分、6,721人(年間指定席購入者のみ入場)
相手先発 京山●5回3分の0、9安打7失点
本塁打 -
一番ライト宇草
二番センター野間
三番ショート小園
四番レフト西川
五番ファースト坂倉
六番セカンド菊池涼
七番サード林
八番キャッチャー曾澤
九番ピッチャー大瀬良〇(23試合10勝5敗)9回127球6安打無失点
広島投手キャプテンの大瀬良がシーズンラスト登板で規程投球回数に達すると同時に二桁勝利となった。
大瀬良を援護したい打線は六回、DeNA先発の京山をとらえ、代打鈴木誠の無死満塁からの2点適時打などで一挙7点…
それにしても試合前練習をこなしていた鈴木誠は脚に不安はあるとはいえ、なぜ代打?
この日を含めてマツダスタジアムではあと2試合となり、宇草、野間、小園、西川、坂倉と左打者5人を並べたのは来季に向けてのテストケースのひとつ?(疑問符多し)
なお、鈴木誠は1の1で打率・318から・319に1厘上げて“首位”をキープ。打率・314で2位だった坂倉は4の1で1厘下げて3位に後退した。
2位に浮上したのはこの日が最終戦のDeNA四番の牧。初回、遊ゴロ併殺のあと右前打2本を放って計153安打としてとうとう新人歴代5位の長嶋茂雄(巨人)に並んだ。しかも22本塁打、71打点で、栗林との新人王争いでは最大のライバルに…。
なので九回の第4打席で大瀬良-曾澤のバッテリーが選択したのはストレートの四球だった。ルーキーイヤーの牧の最終打率は・314。
牧は4月4日、横浜スタジアムであった広島戦のあとお立ち台に上がり「長野県から来ました!牧秀悟です!」と只者ならぬ雰囲気?のあいさつをした。開幕9戦目、三浦監督初白星の日の話だ。それ以降、着実に数字を積み上げてきた。あっぱれ、と言うしかない。
牧に抜かれた坂倉が残り2戦で”師匠”の鈴木誠を上回るためにはハイペースでヒットを量産するしかない。一方、鈴木誠もヤクルト村上、巨人岡本和との本塁打王争いでは肩を並べるまで1本…。広島の残り2戦はいずれもヤクルト戦。いったいどんなエンディングが待っているのだろうか…(ひろスポ!・田辺一球)