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【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア > カープ > 宇都宮で準故郷登板の遠藤vs巨人打線、「九回の攻撃ぐらいしか…」(原監督)の劇的結末は何を意味するか…
2022年05月17日
編集部

宇都宮で準故郷登板の遠藤vs巨人打線、「九回の攻撃ぐらいしか…」(原監督)の劇的結末は何を意味するか…

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遠藤
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画像は佐々岡監督と遠藤

 

5月17日●2-3x 巨人  宇都宮清原球場
通算41試合22勝17敗2分け、巨人に抜かれて3位後退
18時開始・2時間35分、14,506人
相手先発 メルセデス8回5安打2失点
本塁打 -

 

一番ライト中村健
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ファーストマクブルーム
五番サード坂倉
六番ショート小園
七番キャッチャー磯村
八番レフト末包
九番ピッチャー遠藤●(7試合2勝3敗)8回3分の0、120球5安打3失点(自責3)
ターリー

 

広島はマツダスタジアムでヤクルトとの直接対決に敗れ2位に後退したあと、引き分けひとつを挟んで、今度は巨人との直接対決に敗れて3位に後退した。

 

いずれの試合も先発を救援したターリーで勝敗が決した。ヤクルト戦では3対2の八回の代代わり端に村上に同点ソロを打たれ、同点と勝ち越しの走者を残して交代を告げられた。

この日は2対0の九回、無死満塁という難しい場面で出番となり、ポランコに同点打されると代打中島にサヨナラ打された。

 

巨人先発のメルセデスも今季最長の8回117球を投げて5安打2四球2失点のナイスピッチングだったが、広島先発の遠藤の投球内容は惚れ惚れするようなものになった。

 

ピッチングのコンセプト自体を自分なりに変化させ、球速ではなく制球力とスピンを重視してメルセデスに負けないテンポで投げ続けた。

 

四回、10試合ぶり鮮烈復帰の吉川尚に中前打されなければ、今流行りのノーヒットノーランも可能なほどの勢いで140キロに届かないスピン球で岡本和、ポランコらのバットに空を切らせた。

 

六回、先頭のメルセデスに中前打されると一番丸のピッチャー返しもセンターへ…。しかしこのピンチもバックの好守で乗り切り八回を終えて109球…

 

そのあと九回、一死満塁で打席に立ったが結果は6・2・3の併殺打。そのあと九回のマウンドでは急に球筋が変わってウォーカーと吉川尚に連打され、さらに岡本和に四球を与えてプロ初完封勝利まであとアウト3つで交代…。

 

試合後、巨人原監督はインタビューで「九回の攻撃ぐらいしか…」と微妙な”入り”になっていた。遠藤の実家がある茨城県土浦市から車で1時間半の準本拠地での、今回の悲劇的な結末は、将来、貴重な経験として語られるようになるのだろう。(ひろスポ!田辺一球)

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