画像は引退ボールを手にしたGK林卓人らサンフレイレブン、スキッベ監督
1993年5月以来、サンフレッチェ広島のホームスタジアムとして幾多の名場面といくつかの悲劇を見守ってきたエディオンスタジアム広島(旧称広島ビッグアーチ、正式名称は広島広域公園陸上競技場)がJリーグオリジナル10(J誕生時の最初の10クラブ)の本拠地としての役目を終えた。2023年11月25日(土)午後2時キックオフのJ1リーグ第33節、ガンバ大阪戦がラストマッチになった。
試合は前半、サイド攻撃が冴えまくり、満田誠と中野就斗のヘッドで2点を先行。後半にも加藤陸次樹が豪快に蹴り込んで3対0で3万人近いサポーターで埋まったスタンドとともにエディオンスタジアム広島の空間を心に刻んだ。
試合後にはセレモニーがあり、この日で現役に別れを告げたGK林卓人の引退セレモニーでも大きな拍手が送られた。
ミヒャエル スキッベ監督のあいさつ
このスタジアムは私にとってのふるさとです。このスタジアムで私のチームは良いサッカーをすることができました。最終戦勝利で終われたことを嬉しく思います。
この熱い情熱を持ったまま新しいスタジアムに行き、同じ情熱で戦っていきたいと思います。
Jリーグでのこれまで30年間、みなさん、ありがとうございました。
来シーズンは新しいスタジアムで会いましょう!みなさん!楽しみにしています。