画像は床田
6月7日 〇3-1楽天 楽天生命パーク宮城
通算59試合29勝28敗2分け、首位ヤクルトに6・5差、2位巨人に2・5差の3位
交流戦13試合4勝9敗で日本ハムと同率最下位
18時1分開始・2時間37分、14,558人
相手先発 田中将●8回7安打3失点
本塁打 −
登録 森
一番センター野間
二番セカンド菊池涼
三番レフト宇草
四番ファーストマクブルーム
五番サード坂倉
六番DH松山
七番ライト中村奨
八番ショート小園
九番キャッチャー曾澤
ピッチャー床田〇(11試合6勝3敗)7回114球2安打1失点(自責1)
森浦H
栗林S(19試合1敗12S)
負ければ今季初の借金生活…と後がない広島がパ・リーグ首位争いを演じる楽天を押し切り、先のオリックス戦3連敗のショックからちょっぴり立ち直った。
楽天先発は日米通算185勝の田中将。推定年俸9億円右腕は交流戦2試合(阪神・中日戦)で好投しながら打線の援護なし。気合い十分の投球内容はさすがで、四回までわずか41球の1安打ピッチングだった。
だが床田にも意地があった。2019年6月16日、この日と同じマウンドで二回途中、実に柵越え5発を浴びてKO降板。ベンチに戻るとタオルで目元を拭った。
忘れもしない。5発目は今回のリベンジの舞台で四番に座る浅村に打たれた。カーブだった。
その浅村を二回の第1打席は中飛に、四回の二死二塁では真っすぐ2球で追い込み外スラで空振り三振に封じた。見応え十分の投手戦になった。
五回、先制したのは広島が。曾澤がおよそ1カ月半ぶりのタイムリー。続いて野間がライト線に落として貴重な2点目。
曾澤は床田の思いをバットに込めたに違いない、あの5発被弾でバッテリーを組んだ責任がある。野間は1、2打席目で見逃し三振に取られた真っすぐ、しかも難しい内角球をさばいた。さすが野手キャプテン…
野間は八回にも真っすぐを二塁打にして、相手の守備の乱れに乗じて奪った3点目をお膳立てした。その瞬間、さすがの田中将もマウンドで膝を折った。
床田の失点は六回、内野ゴロの間の1点だけ。なおも二死二塁で、浅村を申告敬遠したあと鈴木大のバットを根っこで真っ二つにして見せた。
試合後、佐々岡監督は床田の投球に合格点!そう3年前、マウンドで放心状態の床田にっ交代を告げたのは佐々岡投手コーチだった…(ひろスポ!田辺一球)