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2022年11月18日
編集部

広島の新外国人デビッドソンがもし大ハズレだったら…新井監督は「こんなところで俺スタメンいくの?」と若手の台頭に期待

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新井貴浩
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画像中央は紅白戦で選手の動きをチェックする新井貴浩監督

 

広島東洋カープは11月17日、すでにメディアが報じていた新外国人のマット・デビッドソン内野手(31)との契約が合意に達した、と発表した。

 

 

前日(16日)、6年契約を満了することなくヘロニモ・フランスア投手(29)の退団が発表されたばかり。2020年には19セーブを挙げた左腕の年俸(推定で8500万円)が、今季の3Aで86試合32本塁打の長距離砲に充てられる。

 

 

マット・デビッドソンのポジションは今季、坂倉将吾が守り続けたサード。外国人選手には当たり、ハズレがあるから、長期スパンで「勝てるチーム」を目指す新井貴浩監督はホットコーナーを任せられる国産砲の育成にも力を注ぐ。

 

 

その第一候補だった高卒4年目の林晃汰は、腰を痛めて11月11日、日南・秋季キャンプの4日目で広島に戻り16日に22歳の誕生日を迎えた。新井貴浩監督が日南入りしたのは14日。悔し過ぎる離脱となった。

 

 

だが、だからと言って新井貴浩監督が林晃汰にダメ出しすることは絶対にない。

 

 

新井貴浩監督は日南入りしたその朝、選手全員を集めて「みんなカープという家の中に、みんなで一緒に住んでいる。みんなで切磋琢磨してがんばろう。嫌いな奴はひとりもいない、だからそういう意味で好き嫌いの起用はない」と伝えている。

 

 

しかも新井貴浩監督は林晃汰の現状について、なぜ今季“不発”に終わったか、そのワケを当然、朝山東洋打撃コーチらから聞かされていることだろう。

 

2019年、一軍わずか4試合に終わった林晃汰は2020年に102試合で10本塁打40打点、打率・266とブレイクしかけた。それが今季は二軍戦でも打率2割以下、という状況が続いた。せっかくの持ち味をブチ壊した門外漢の指導者がいる。

 

一方、林晃汰が抜けた秋季キャンプでサードを守り続ける二俣翔一は高卒2年目の二十歳。こちらは新井貴浩監督が日南入りした14日に合わせて、育成から支配下登録への“昇格”が発表され、背番号も121から99になった。

 

 

指揮官は初日の“訓示”で「シーズンに入ったら、こんなところで俺が投げるの?とか、野手だったらこんなところで俺代打?とか、こんなところで俺スタメンいくの?と。俺一軍に上がるの?とか、たぶん多くなると思う。言いたいのはまずそれ」とも話している。

 

 

仮にマット・デビッドソンが“大ハズレ”でもバタバタしないで済むように、どれだけの準備できるか?新首脳陣の腕の見せ所、である。

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