画像は福山シティフットボールクラブの岡本佳大代表による鍬入れの儀
福山シティFCの練習場、エヴォルヴィンフットボールフィールド建設工事の地鎮祭が、福山シティフットボールクラブ関係者、施工関係者、福山市の関係者が参列して1月16日にあった。
あす17日には着工して、7月最終週の土日曜日にはグラウンドの使用を開始する予定。当日は子どもたちの大会や福山シティFCの公式戦を開催すると同時にオープニングイベントを盛大に開催するという。
建設資材の高騰などで事業費は当初予定の3億円を超える模様だが、イベントスペースの確保などより”みんなで使うことのできる”空間創りが進むようだ。
建設場所は福山市上下水道施設跡地で長らく活用されてこなかった。住所は同市新浜町2丁目3-1。JR福山駅前からだと国道2号線を西に進み、明神町交差点を右折。入江大橋を渡ってすぐ左に位置しており、10数分もあれば市街地中心部からアクセス可能な好立地。
しかも周囲に民家や交流施設などがないため、騒音に対する苦情や交通安全確保のためのさらなる投資など、ありがちな諸課題はほぼゼロ?と言っていい。
広っ!敷地の南側から見た北側、長軸はおよそ150メートルある
敷地は広大で長軸は約150メートルあるから108メートルのフィールドを取ってもまだフットサルコート1面とクラブハウス建設用地がゆったり取れる。短軸もおよそ70メートルある。
地鎮祭の最後には福山シティフットボールクラブの岡本佳大代表が次のようにあいさつした。
岡本氏あいさつ(要旨)
福山市並びに日本全国のサッカー界を背負って立つ、そんなグラウンドを目指して運営していきたいと思っています。民間が自治体と連携しながらこのような素敵なグラウンドを建設できることを大変うれしく思っております。その期待を我々クラブがしっかりと背負い、また福山市の誇りとなれるようなグラウンドになっていければいいなと思います。
トップチーム並びにこの4月からはアカデミーの運営もスタートさせていきます。10年後20年後このグラウンドから育った福山の子どもたちが日本を代表し、そして世界に打って出るような、そんな選手を育成し、また発掘していきたいと思います。
ここからがスタートだと我々も覚悟と責任を持って、このグラウンド並びにクラブ運営に努めて参りたいと思っています。
福山シティFC選手も参列、画像中央は高田健吾選手、その奥が田口駿選手、後列が藤井敦仁選手
参列者記念撮影
故郷で5年目のシーズンを迎えるDF高田健吾選手の話
僕自身、ここから近い草戸町出身ですから、サッカーグラウンドができるのはすごく楽しみですし、もっと頑張ろうという気持ちになります。ほんとに夢みたいな話が実現したなと思います。
今までは常石さんのグラウンドを使わせていただいていて、それが専用練習場になってみんなも喜んでいますし、福山の子どもたちにとってもいい影響があると思います。僕たちもその子どもたちに夢を与える存在にならないといけません。
去年はチームの目標を何ひとつ達成できず、今年に懸ける思いにはみんなすごく強いものがあります。新監督を迎えて、メンバーも替わる中で僕自身も(2年でJ3へという)目標達成へ人一倍強い気持ちでやっていこうと思っています。