画像(上下とも)はリニューアル工事の進むマツダスタジアム、2023年1月20日撮影
ひろスポ!はニュースにならない、広島にとって核心的なニュースは拾い上げるよう努力している。
2022年10月から連載を始めた「水面下で進むマツダスタジアム“野球博物館”問題」はその中のひとつだ。
地元のメディアが触れたがない事象ほど問題は根深い。
一度目の連載は以下のとおり。
上記記事の中には次の記述がある。
<広島市内ではすでに広島市松井市長の“暴走”により「広島市中央図書館移転問題」なるものが存在する。>
<「広島市中央図書館移転問題」と「マツダスタジアム野球博物館問題」はどこかで必ず絡み合うだろう。両者の物理的距離も近い。>
そのあと連載は次の3回分。
図書館移転問題抱える広島市松井市長ますますピンチ、水面下で進むマツダスタジアム「野球博物館」問題緊急連載② | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
(2022年10月24日掲載)
広島市はまったくその気がないのに市民ら「ミュージアム開設」へ前のめり…水面下で進むマツダスタジアム「野球博物館」問題緊急連載③ | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
(2022年10月25日掲載)
上記記事の中には以下のような、一文がある。
<市民団体も一枚岩ではない。具体的に言えば「なんで、急にそんなに急いで話を進める必要があるのか?」という声が複数確認できている。こんな大事な事実までも、毎日新聞の記事からは漏れ落ちている。>
すると、記事をアップしたドコモdメニューニュースの運営者にクレームが入った。ひろスポ!は長らく同ニュースに記事を配信しているが、そんなことは初めて。
直接、上記一文の「急いで話を進める」市民団体関係者にメールで様々な案件について問い合わせ、同時にカープ関係の情報も多数伝えた。
返ってきたメールには今後、一切の連絡を取らないと記してあった。どういうことなのか?自分の方からクレームを運営者に伝えたか、あるいは広島東洋カープがその裏で動いているか、ふたつにひとつ…
2008年の時点で市民は広島市に「野球博物館」企画書提出、14年間”放置プレー”の広島市は今回、主体性放棄…水面下で進むマツダスタジアム「野球博物館」問題緊急連載④ | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
(2022年10月26日掲載)
以上、連載を2023年も引き続きアップしていく。
なぜか?
広島市は1月20日、建設中の新サッカースタジアムや多数の文化施設に近い、抜群のロケーションにある市立中央図書館の再整備で、エールエールA館に移転する基本計画案を市議会総務委員会に示したからだ。
いくら市民、市民団体が移転阻止のための声を挙げても松井一実市長の中では最初から移転ありき。よって松井一実市長には4月の選挙には出ないでもらう以外に手はない。
そのためには広島のメディアが決して触れようとしない、マツダスタジアムの地下に眠る“負の遺産”の現実をもう一度、掘り起こすしかない。松井一実市長は市民の財産・生命に関わる事実を知っていながら、最初の当選直後からスルーし続けてきたからだ。
そのマツダスタジアム正面では、事情を良く知る大手ゼネコンによって、グッズショップおよび周辺施設のリニューアル工事が年明けから再開され、すでに2階レベルでの移動が可能になるデッキがお目見えしている。(画像参照)