広島の宮崎・日南キャンプは2月9日、第2クール最終日を迎えた。クールの終わりには主力組の天福球場、若手らの東光寺球場とも野手練習の最後にトスされた球を100スイング以上でかっ飛ばすロングティ―が行われた。
すでにひろスポ!では西川龍馬の”WBC級”ロングティ―を紹介してきたが、若手で一番は誰?と聞かれれば「ドラフト2位高卒新人の内田湘大」と即答するだろう。
本人も「誠也さんが目標」と言っているだけのことはある。しかもプロ初体験の現時点でのフィジカル面は入団当時の鈴木誠也の上を行っていると言っていい。
ロングティーでは他の選手が打ち終わって外野で球拾いを初めても、ただひとり、福地寿樹二軍打撃・走塁コーチの球を打ち続けた。途中でウェアを脱ぎ捨て汗だくでフルスイング。
新井イズムを知り尽くした福地コーチの”訓え”も洒落ていた。それは「笑い」の取れる内田湘大のキャラにもぴったり…
福地「お客さんはホームラン見たくて動画撮ってるのに、全部削除になるよ!」
内田「おいしょーっ!」
福地「もうへばった?」
内田「ヒューッ…」
福地「マイケル?マイケル出していいよ…」
厳しい練習にも笑顔で立ち向かう。しかも打球音が違う。さすがは鈴木誠也と同じドラフト2位。間違いなく近い将来、一軍の打席に立つだろう。(ひろスポ!キャンプ取材班)
途中でアンダーウェア一枚になって、なお笑顔
柵越えを喜ぶ、マイケルポーズ?
福地二軍打撃・走塁コーチとハイタッチ
打ち終えて球拾いへ、後ろ姿でも体ができていることがよく分かる
球拾いのあともやっぱり笑顔…