画像はマツダスタジアムでのヤクルト戦前練習でサードを”守る”坂倉将吾
広島のスプリングキャンプを見ながら「君はノックなんか受けない」…かどうか、注視していた。「捕手一本」とテレビや新聞・雑誌が繰り返す坂倉将吾の話、だ。(あいみょんの「君はロックを聴かない」がキャンプ地の球場BGMにも使われていたからこのネタの出番となった)
実際、坂倉は日南・沖縄を通じて2月は一度もグラブを手にしていない(外から見える範囲での話ではあるが…)。
でも仮に「やっぱりサードもやってもらうよ!」と首脳陣から言われたならどうなるか?
きっと心臓のBPMは大変なことになるだろう?
広島は3月11日、マツダスタジアムでヤクルト相手に今季地元初のオープン戦に臨む。
試合前練習で坂倉らキャッチャー陣はサードのポジションでノックを受けた。
内野でキャッチャー陣がノックを受けるのは広島ではよくある話で、もちろん手にはキャッチャーミット。
ただ、この日の練習では一緒にノックを受けていた持丸泰輝と石原貴規受け終わっても坂倉だけは三ゴロファースト送球を繰り返した。
広島首脳陣は当然ながら開幕スタメンではファーストにライアン・マクブルーム、サードにマット・デビッドソンでスタメンオーダーを配置する構想でいる。
しかし試合の終盤になれば両外国人選手には代走が送られたり、守備固めが必要になるケースが多々、出てくる。両外国人が退いたあと、一、三塁を守るのは誰になるのか?坂倉がずっとマスクをかぶっていてそれがうまく回るのか?
君はノックなんか受けないと思いながら…
(ひろスポ!取材班&田辺一球)