画像は中村貴浩
ウエスタン・リーグ
広島-オリックス1回戦(3月24日、山口・由宇練習場)
トレンド入りした「WBCロス」の人たちに朗報!?
広島の育成2位ルーキーで、新井監督と同じ「貴浩」名で話題になった中村貴浩外野手が、支配下登録に向け一軍開幕戦が一週間後に迫るこのタイミングで“実力行使”に出た。
中村貴浩(なかむら・たかひろ)福岡県出身、九州国際大付-九産大、甲子園には2016年夏で自身の出場なし、2000年4月9日生まれ、177センチ85キロ
ウエスタン・リーグの二軍本拠地開幕戦にこの日、二番センターでスタメン出場すると5の5、3打点と大暴れ。
この試合の模様は地元ケーブルテレビ、ちゅピCOMでも中継されたが、解説の達川光男さんはその“特性”をすぐに見抜き試合後のインタビューで本人に「吉田正尚の動画をどれぐらい見たの?」と質問した。
答えは「高校生の時」ということだたったが、今でもそれは染みついている?
マイアミでの準決勝、決勝でも侍ジャパン四番を打った準決起死回生3ランのスラッガーが憧れの存在であることははっきりした。
すでにその非凡さは2月の二軍キャンプ当初から“噂”になっており、さらに3月12日のマツダスタジアムでのオープン戦(対ヤクルト戦)でも、その初打席で石山泰稚の初球を左前打して非凡さをファンと首脳陣にアピールした。
さらにウエスタン・リーグでも阪神との初戦(鳴尾浜球場)に二番ライトでスタメン出場すると二塁打、左前打、右越え本塁打、中前打の5の4、3打点。
第2戦でも適時打を放ち、第3戦では阪神先発のケラーの前に打線が三振の山を築く中でニゴロと遊ゴロ。しっかりフェアゾーンに打ち返した。
吉田正尚の打撃スタイルをここで“解説”することはしないが、達川光男さんの言う通り、打席でのルーティンはほとんど吉田正尚で、その捉えるポイントの“長い”スイング軌道がヒット量産につながるポテンシャルを秘めているのは間違いない。
中村貴浩5安打詳細
第1打席…初回、無死一塁でオリックス先発右腕、鈴木康平と対戦。初球変化球ボールのあとの低目真っ直ぐをライナー性右前打
第2打席…二回、一死一塁で再び鈴木康平と対戦。ボールカウント2-1まで見て変化球のあとの真っ直ぐを押し込むように打って、打球はワンバウンドでセンターフェンスへ。適時二塁打。
第3打席…四回、先頭打者で右腕と3度目の対戦、初球高目真っすぐボールのあとの2球目真っすぐを中前打。
第4打席…五回、一死満塁でこの回、途中からリリーフの右腕、前佑囲斗と対戦。ボールカウント2-1から詰まりながら左前2点適時打、ここまで全部一振りで決めている
第5打席…七回、二死一塁。オリックスは育成1位右腕の西濱勇星。ファウル、ボール、空振り、ファウル、ボールで2-2からアウトハイのチェンジアップにバット軌道を合わせてレフト前に落とすヒット、変化球への対応力も見せた。さらに直前のセンターの守備でも二死一塁の場面で飛んできた正面ライナー性の打球に突っ込むと捕りきれなくてもダイビングから回転して起き上がると二塁に投げて封殺にした。
吉田正尚だけじゃなくてラーズ・ヌートバーにもかぶっている…???
(ひろスポ!取材班&田辺一球)