画像はヤクルト6回戦終了時のマツダスタジアム、スコアボード
4月16日 〇7-5 ヤクルト6回戦(マツダスタジアム)
通算13試合8勝5敗(阪神抜いて首位浮上)
13時31分開始・3時間(中断49分)30,364人
相手先発 吉村5回2/3、8安打4失点
広島本塁打 田中2号④、坂倉2号①
一番セカンド菊池
二番センター上本
三番ライト秋山
四番ファーストマクブルーム
五番レフト西川
六番サードデビッドソン
七番キャッチャー坂倉
八番ショート田中
九番ピッチャー玉村3回71球5安打5失点(自責5)
アドゥワ
ケムナ
ターリー〇(7試合1勝1S)
松本H
栗林S(6試合1敗5S)
広島が初回の5点差を跳ね返して逆転勝ち、開幕3連敗のヤクルトに3タテを食らわせて首位に浮上した。ヤクルトは4連敗。
広島の開幕3連敗(神宮球場)
第1戦 0-4、3安打完封負け、大瀬良、河野、ケムナが失点
第2戦 0-1、4安打完封負け、島内決勝ソロ許す
第3戦 2-3、1点差負け、玉村、松本が失点
マツダスタジアム3連勝
第1戦 1-0、8回降雨コールド、セーブはターリー
第2戦 5x-4、サヨナラ勝ち、10安打、床田4失点
第3戦 7-5、12安打、玉村5失点、セーブは栗林
神宮球場で失点していたブルペン陣がマツダスタジアムでは述べ11人投げて誰ひとり失点していない。
特にこの日の第3戦はアドゥワが2回を投げたあと、ケムナ、ターリー、松本、栗林とつないで無四球無失点リレーだった。
中でもケムナ。1対5で迎えた六回のマウンドではいきなり連打されて無死一、二塁のピンチを迎えたが、吉村の送りバントを阻止。3度ともファウルにして後続を断つと、その裏、田中に同点満塁弾が飛び出した。
これで息を吹き返した広島打線は続く七回、代打小園が三塁打を放ち、申告敬遠の秋山を挟んでマクブルームが決勝犠飛を上げた。八回には坂倉がダメ押し2号ソロ。
投打の歯車がかみ合っての3連勝ではあるが、そうそうこんな話は転がっていない。
前日のサヨナラ2ランに続く猛打賞で2日連続のお立ち台に上がった秋山はこの日が35歳のバースデー。しかしぜんぜん浮かれた様子も見せず、自らに言い聞かせるように満員のスタンドに向けてこう言った。
「一瞬でも油断するとすぐに落ちていくんで、毎回その打席に集中してやっていきたいと思いますし、チームはこういう勝ち方になったので、力もほんとについてきていると思いますし、隙を見せずにやっていきたいと思います」
「まだ始まったばかりです。ほんとにいい空気だからこそ閉めるところは閉めて、しっかりしたプレーをみんなでやっていきたいと思います」
(ひろスポ!取材班&田辺一球)