画像は日南キャンプで黒田アドバイザーに見守られながら投球練習をするコルニエル
4月21日 ●0-1 DeNA1回戦(マツダスタジアム)
通算17試合9勝8敗(首位ヤクルトまで1・5差、3位阪神に0・5差の4位変わらず)
18時1分開始・2時間45分、25,135人
相手先発 〇今永8回5安打無失点
広島本塁打 -
出場登録 大道、矢崎、コルニエル、磯村
登録抹消 黒原、河野、石原、小園
一番セカンド菊池
二番ライト野間
三番センター秋山
四番ファーストマクブルーム
五番レフト西川
六番サードデビッドソン
七番キャッチャー坂倉
八番ショート上本
九番ピッチャーコルニエル●(1試合1敗)7回2/3、109球4安打1失点(自責1)
矢崎
ケムナ
マツダスタジアムで7連勝中だった広島は打線がDeNA先発、今永の前に八回まで5安打無四球に封じられ、九回の山崎も攻略できずに完封負け。
そんな中、WBC左腕に負けないピッチングでファンと両軍ベンチを驚かせたのが「積極的休息」(新井監督)の大瀬良に代って来日初先発となったコルニエル。
NPB在籍投手の球速ランキングではビエイラ(巨人)の166キロに次ぐ165キロをマークした快速右腕は、2月のキャンプで黒田アドバイザーから助言されたツーシームを低目に集めて、さらにはスプリットも操り、さらにさらにカーブで緩急も使う投球スタイルに変身…
リードする坂倉との呼吸もピッタリで三回、今永のヒットと四死球による一死満塁のピンチを乗り切ると七回までを85球でまとめて見せた。
残念だったのは八回、佐野、京田の一、二番に連続四球を与えたこと。続く宮崎にはこの日、3本目の安打を許して満塁にされ、牧をスプリットで空振り三振に仕留めたものの代打楠本の一ゴロで決勝点を許した。
開幕一軍を見据えていた森下の昇格が先送りになり、アンダーソンも前夜、阪神打線に早々に捕まると言う中にあって、新井監督からも高く評価されたコルニエル。まずは先発適正テストをクリアして、次回以降はローテ―ション投手としての資質を試されることになる。(ひろスポ!取材班&田辺一球)