画像は石原バッテリーコーチの指導を受ける坂倉(右)、そろそろ自慢のバットの方でも…
5月2日 〇6-1 DeNA4回戦(横浜スタジアム)
通算25試合13勝12敗(首位DeNAまで3・5差、2位阪神まで0・5差接近、3位変わらず)
18時開始・3時間12分、33,129人
相手先発 ガゼルマン6回2安打1失点
広島本塁打 坂倉3号④
一番セカンド菊池
二番ライト野間
三番センター秋山
四番ファーストマクブルーム
五番レフト西川
六番キャッチャー坂倉
七番サードデビッドソン
八番ショート上本
九番ピッチャー床田6回1/3、96球7安打1失点(自責1)
島内Hターリー〇(13試合2勝1S)
矢崎
広島先発の床田とDeNA先発ガゼルマンの投げ合いは6回1/3、1失点と6回1失点で痛み分け。
勝敗を決したのは同点で迎えた九回の攻防。広島打線はこの日までリーグ最多8Sの山崎を攻め、秋山の適時内野安打で勝ち越しに成功、さらに坂倉に満塁弾が飛び出した。
広島は栗林が前日1日に抹消されたばかり。自軍の守護神不在の中で相手の守護神を攻略したのは大きい。
この回、先頭の菊池は泳ぎながら打った打球が三塁線ギリギリのフェアになって二塁打。野間が送ったあと秋山の打球はファーストの佐野に好捕されたがオールセーフになった。続くマクブルームの打球はライト前にポトリと落ちた。
まともな打球を飛ばしたのは、DeNAバッテリーの動揺を見透かしたかのように右前打した西川だけだった。
そして「五番西川」のあとを打つ「六番坂倉」…
今季、「捕手1本」でシーズンに挑むも「リードで頭がいっぱいらしいから下位を打たせています」(首脳陣)という中にあって、なかなか打率は上向いてこないが、徐々にいい感じの打球が飛び始めているのも事実。
二回には当てただけのように見えた打球がレフト低位置まで飛んで先制犠飛になった。
そして山崎の152キロの真っ直ぐを捉えた打球は快音を残してベイスターズファンで埋まる右中間スタンドへ…
DeNAの本拠地での連勝は9で止まり、4月4日開幕第4戦以来の黒星に。
勝った広島はコイの季節を前に5月白星発進で貯金1、首位DeNAに3・5差とした。