サンフレッチェ広島、エディオンピースウイング広島開業を控えて第三者割当増資発表の裏で～基町×紙屋町がダメになる日・第Ⅱ章４

2023年07月27日: 編集部

画像はエディオンピースウイング広島建設現場の防音壁

サンフレッチェ広島は7月27日「第三者割当増資（新株式発行）の実施決定のお知らせ」をリリースした。

内容は以下の通り。

当社は本日開催しました臨時株主総会にて第三者割当増資（新株式発行）の実施を決定しましたのでお知らせします。

この増資によって財務体質の強化による債務超過のリスク回避と、新サッカースタジアムの指定管理者として安定した経営を行う為の基盤整備を行います。

今後も社員一同尽力して参りますので、変わらぬご愛顧を賜ります様お願い申し上げます。

なお、第三者割当増資（新株式発行）の内容につきましては以下の通りです。

■本件実施に伴い増加する株式数および資本金の額

・増加する株式数：６２６,３８７株

・増加する資本金の額：１,８７９,１６１,０００円

■本件実施後の株式数及び資本金の額

・増資実施後の株式数：７０６,３８７株

・増資実施後の資本金の額：２,０９９,４６１,５００円

※株主数の変動はございません。

■本件の実施完了予定日

・２０２３年９月１０日（払込期間の最終日）

ひろスポ！では「基町×紙屋町がダメになる日」の連載を２０２３年4月１日よりスタートさせた。

連載第1回記事はコチラ↓
基町×紙屋町がダメになる日…その１、平岡－秋葉－松井の市長リレーで福岡市に大差つけられた広島市に「ひろしまゲートパーク」誕生！でも都心部がさらなる激震に見舞われたらどうなるか？ | 【ひろスポ！】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)

連載第２章の第1回記事はコチラ↓
広島市松井市長と久保会長「エディオンピースウイング広島」新サッカースタジアム呼称発表で「笑顔」じゃないからまさかの撮り直し…「基町×紙屋町がダメになる日」第2章の幕上がる | 【ひろスポ！】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
（２０２３年６月12日掲載）

広島の未来を大きく左右する紙屋町×基町エリアの再生、発展のための切り札のひとつ、が２０２４年２月開業の新サッカースタジアム、エディオンピースウイング広島だ。

その新たな広島の舞台装置をオペレートするにあたり、今回の第3者割当増資は不可欠だった。

エディオンピースウイング広島の誕生は広島スポーツ100年の歴史においても記念すべき１ページとなり極めて大きなインパクトが期待される。

だが、市民・県民・サポーターの見えないところで様々な課題が生じつつある。

「基町×紙屋町がダメになる日」の連載理由はいくつかあるが、実はエディオンピースウイング広島にまつわる案件がその最大のものであることをここに明記して、連載を続ける。（ひろスポ！デルタルハンター取材班＆田辺一球）

※デルタルハンター…パソコン１台を武器にネット上のオープンソースからデーモン・プーチン（ひろスポ！造語）のような地上に存在する災いや巨悪の動きを正確に暴くデジタルハンターを模した造語である。広島市は三角州（デルタ）上に形成されており、デルタルハンターはネット上の情報と街中などで集めた情報を総合的に勘案してそれを記事にまとめる。

本家のデジタルハンターはNHKで再三取り上げられており、インターネット上にある情報、画像、動画などを検証して、事件・事故・国際紛争などにおける事実を導きだす、オープン・ソース・インベスティゲーション（公開された情報源の調査）。ロシアのウクライナ侵攻においても大きな存在感を示しており、暴かれる事実の大半が権力者側にとっての「不都合な真実」である。

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