画像は栗林(左)と森下
※この記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています。
8月19日(マツダスタジアム)広島-巨人20回戦
巨人 000 000 030・5
広島 010 032 00X・6
前日、ブルペン陣が”防戦一方”となり勝てる試合を落とした広島はこの日、”勤続疲労”を考慮され矢崎の出場選手登録が抹消された。
「ピッチャー陣が苦しい投球をしていたので、何とかひとりで投げたいなぁと思って」先発マウンドに上がった森下は打線の援護を追い風に七回まで無失点。八回、前夜V打点を挙げた岡本和真に33号3ランを許したものの、試合の主導権を握ったまま栗林にバトンタッチ。栗林は前夜のヒーロー、代打浅野翔吾を空振り三振に仕留めて3人でピシャリと抑えて10セーブ目をマークした。
以下、コイ即便|田辺一球|note より、試合の模様を流用する。(記事内容は”速報値”)
広島スタメンときょうの留意点↓
一番は野間、5月、6月に1度ずつあった…四球でもいいから3度塁に出たい!8月4日の横川との対戦は四球と見逃し三振
二番にはきょうも「俺の出番」ショート矢野、将来的にも二番に定着できれば満点
三番に菊池、前回対戦は三直と投ゴロ、矢野との二遊間で忍者シールド
四番にレフト龍馬、昨日はロブショットヒットに送りバント、きょうも万能でお願いします
五番ファースト坂倉、もうこのスタイルも慣れてきた!攻撃重視打線、きょうは5点は取りたい
六番サードマット、4日の対戦では横川のフォークをライトスタンドへ!そのフィーリングで!
七番曾澤、森下と組むのは7月22日以来、打つ方もリードもお願いします
八番ライト末包、前回、横川とは二ゴロ1打席のみでの交代となった、このスタメンの機会をムダにできない
九番ピッチャー森下、矢崎が抹消され、ここは完投、完封狙い、しかし巨人打線、岡本和真以外みんな左、球数が増えそうで厳しい戦いに?
巨人
ライト梶谷
セカンド吉川
レフト秋広
ファースト岡本和真
キャッチャー大城
センター丸
サード中山礼都
ショート門脇
ピッチャー横川
1回表
ズラリ左打者まず梶谷…6球目左中間浅いフライ、センター野間スライディングキャッチ、ぎりぎりのプレー
吉川…1-1からのカーブ左飛
秋広…初球カーブハーフスイング、146キロ左中間二塁打、秋広8分目のスイングで確実性上げてきた
右はただひとり、岡本和真…初球146キロストライク、外カッターボール、外147キロボール、外で大きくワンバン大きく後逸、秋広サードへ、インローチェンジアップ際どいがボールだ、四球
二死一、三塁で大城…高目145キロボール、低目チェンジアップボール、外のカッターストライク、真ん中147キロ空振りで2-2、また147キロファウル、いい低さのカーブだがファウル、148キロ浮いてフルカウント、ここで大城タイム、予想通り森下球数増えてきた、8球目カッター遊飛、森下24球
1回ウラ
野間さあ何球粘るか?…まず1-2までは見た、4球目弱い一ゴロ
矢野…132キロストライク、141キロストライク、外ボール、インハイ140キロファウル、5球目外の曲がり球三ゴロ
菊池…4球目サードライナー
2回表
丸…1-1から空振り、4球目三飛、丸の姿見てると相当調子悪そう
中山礼都…初球二ゴロ
門脇…初球149キロストライク、チェンジアップ浮いてセンター右抜ける二塁打、いい打撃する大卒ルーキーはこうでないと…
横川…空振り三振、森下この回10球
2回ウラ
龍馬…外真っすぐボール、スライダーストライク、カッターストライク、龍馬球筋見ている、打ち142キロボール、カッターファウル、カーブファウル、続いてカーブがきた当てて中飛
坂倉…スライダーストライク、2球目カッター左飛
マット…真っすぐ連投だ、前回変化球を柵越えされている、5球目真っすぐ三塁線抜く二塁打
曾澤…3-1まで見た、カーブ浮いて四球
二死一、二塁で末包…アウトハイ真っすぐボール、内角カッターストライク、外の132キロ見事ライトファン直タイムリー、一発で仕留めた、17打席ぶりのヒット、この調子で!
C1ー0G
二死二、三塁で森下…さすが、という右打ちだが右飛
3回表
梶谷…2球目高いバウンド、矢野と菊池がWジャンプ、まさに忍者シールド、菊池がキャッチしたが投げられない、内野安打
吉川…2球目一ゴロで3・6・1…カバーの森下捕りきれない一死一塁
秋広…1ボールからゴロ右前打、一死一、二塁
岡本和真…内と外に高目浮いて2ボール、気合いの1球外147キロストライク、内角変化球ストライクで2-2まで岡本和真振ってこない、高目148キロ空振り三振!
大城…3-1から四球、大城振ってこなかった、森下がいろいろ考え過ぎたか?
二死満塁で不調の丸…外145キロボールから入った、カッターノー感じの空振り、149キロハーフスイング、外139キロボールで2-2、大きな拍手、大事な場面、5球目右飛、内角のカットボールで丸のバット完全に詰まらされた
C1ー0G
3回ウラ
野間…今度はフルカウントまで見た、インロー実に際どいカッターボールで四球
矢野…初球三塁線絶妙バント、一死二塁
菊池…1-1から低目スライダー空振り、甘い球打って二遊間だが結果遊ゴロ、門脇の動きにムダがない、二死三塁
龍馬…ボール、空振り、3球目アウトハイ打って遊ゴロ
C1-0G
4回表
中山礼都…初球一ゴロ
門脇…カッターボール、2球目もカッター、いい音がして中飛
横川…二ゴロ、5球で3アウト
C1ー0G
4回ウラ
坂倉…強いバウンドファースト岡本和真イレギュラーを鎖骨当たりで止めた一ゴロ、痛そう
マット…真っすぐブレて3ボール、139キロストライク、ファウルでフルカウント、141キロファウル、121キロを右へ、ライトポール際最後にキレてファウル、141キロファウル、9球目強い三ゴロ、またイレギュラーした、この暑さでグラウンド固そう
曾澤…ファウル、ボール、ファウル、ボール、ファウル、ボールだフルカウント、ファウル、右打ち大きな右飛で3アウト
C1ー0G
5回表
梶谷…森下ジャンプも届かないバウンド矢野がさばいて遊ゴロ
吉川…一ゴロ坂倉弾いたがカバーの森下へ、ぎりぎりアウト
秋広…5球目アウトローカッター見逃し三振、森下前回に続いて今回も徐々に調子を上げてきた
C1ー0G
横浜スタジアムは五回を終えて横浜1ー0阪神
5回ウラ
末包…ここは打つだけチャンス、しかし初球遊ゴロ
森下…初球打ち、センターとレフトどちらが捕るか、お見合いした、二塁打、秋広昨夜ブリンソンとぶつかってるからやりにくい
野間…1ボールから叩きつけるバッティング、ゴロがセンターに抜けた、森下ホーム駆け抜けた
C2-0G
一死一塁で矢野…初球ボール、2球目遠く外された矢野バット届かず空振り、走った野間アウト、エンドラン失敗、ボール、3連続ファウル、そしてセンター前ヒット!ナイスバッティング
ここで巨人は堀岡にスイッチ、原さんらしい早い交代
二死一塁で菊池…1ボールから矢野スタート、ヘッドスラでセーフ、7球目ボールでフルカウント、完全に抜け球で四球
龍馬…151キロストライク、2球目カーブをレフトへ、秋広捕れそうな下がり方でもその頭上越えた!2者生還
C4-0G
二死二塁で坂倉…二ゴロで3アウト
6回表
岡本和真…ピッチャー返しが右足上の方直撃…投ゴロ、そのまま続投
横浜スタジアムの阪神2点取って2-1逆転
大城…カーブストライクとファウルで2ナッシング、外わずかにボール、4球目のカーブ中飛
丸…6球目の真っ直ぐ左飛
C4-0G
6回ウラ
堀岡続投
マット…初球148キロボール、2球目ものすごく低い弾道でそのままレフトポール際「シマヤだし…」看板の上に突き刺さった…また巨人戦…13本塁打中7本が巨人
C5-0G
曾澤…遊ゴロ
末包…きょうは相手が右に代わっても打席をもらった、カーブボール、内ボール、空振り、内ボール、5球目低目の146キロを完璧なドライバーショット!レスト席へ着弾!
C6ー0G
森下…ここは打たない、三振
野間…ここも2-2まで見た、147キロ空振り三振
7回表
森下ここまで88球
中山礼都…5球目ボール球空振り三振
門脇…2球目真っすぐ中飛
代打浅野翔吾…146キロ空振り、2球目当てた二ゴロ、森下は四回以降ひとりの走者も出さず、大量援護で完封も可能、最高の筋書通りになっている
7回ウラ
継投裏目の巨人は今村
矢野…ストライク、空振り、ボール、ファウル3つまたいい粘り、115キロカーブもファウル、そして低目をゴロ右前打、きょうも満点打撃
菊池…3ボールになった、ストライク、投げた瞬間低い、四球
無死一、二塁で龍馬…カーブと真っすぐ見て2ストライク、外ボール、ボール、二ゴロになったがそれで十分、一死一、三塁
横浜スタジアムは阪神3ー1DeNA
坂倉…高目打ったが三飛
マット…空振り、ファウルを挟みながらフルカウント、低目真っすぐ見て四球、マットどっしり出ている
二死満塁で曾澤…二ゴロで3アウト
C6-0G
8回表
森下98球
梶谷…1ボールから中前打、久々のヒット許した、これで完投は難しくなるか?
横浜スタジアムは阪神3-2DeNA
吉川…5球目中飛
秋広…2-1からセンター前ヒット、秋広腕が伸びるところはうまく打つ、猛打賞
一死一、二塁で岡本和真…ストライクとファウルで2ナッシグからきょうもやられた、ものすごいドライバーショット、カットボールやや低目に投げたらレフト観客席へ、無駄な自責点が増えた
C6ー3G
大城…中飛
丸の代打坂本…チェンジアップでハーフスイング三振
8回ウラ
巨人は船迫
大盛…鋭く落ちる球空振り三振
森下には代打小園…二ゴロ
野間…遊飛
C6-3G
9回表
さあ、栗林
代打長野…初球150キロ外ボール、2球目151キロ浅い右飛
門脇…1-2から低目に伸びる152キロ空振り三振!
浅野翔吾…2ボールから空振り、151キロ空振り、外の142キロ空振り三振でゲームセット!
C6ー3G
以下、試合前にアップした、きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note より
予告先発は広島が森下(6勝3敗)、巨人が横川(4勝4敗)
昨夜の横浜スタジアム。岡田監督の猛抗議の末阪神は敗れた。しかし優勝マジックはひとつ減って28。マジック点灯から初めてひとつ減。
きのうの試合前の段階で巨人戦12勝6敗は一番相性がよかったし、マツダスタジアムでは7勝2敗だった。それが何で逆転負け?答えはパラレルワールドだから?
8・6以前の巨人はマツダスタジアムで2点、3点を取るのに苦労していた。ところが8・6で18安打13得点、昨夜が14安打で5点。逆によく5点で収まったものだ、ということも言える。だが5失点は今のチーム状況にあっては勝ちを放棄したも同然だ。
ブルペン陣総崩れで床田の再来、きょうの森下にも完封かそれに近いピッチングが求められる。
森下の一番の良さは安定感。右肘の不安と向き合いながらも夏場までに自らの投球スタイルを取り戻してここまで13試合で6勝3敗。
7月29日の甲子園では右中指マメの影響で5回1/3降板となったが、他の12試合ではいずれもクオリティスタートに成功している。
ただ投球回は90で105回との規程とは開きがある。
出場登録抹消明けの前回、先週土曜日の中日戦は7回6安打3失点も負け投手になった。初回にいきなり5連打され3失点。その後は5つも四球を与えた。それでも追加点を許さないのが森下。
巨人戦は今季2試合で1勝0敗、防御率1・20。7月12日の東京ドームでは9回8安打完封勝ち。5月13日の東京ドームでは坂本に投じたカーブを柵越えされている。当然、原さんはいろいろ対策してくる。
打線は先発・横川と今季2度目の対戦。
横川は11日のDeNA戦(東京ドーム)で自己最長となる8回を投げて3安打1失点と好投した。
前回対戦は8月4日のマツダスタジアムで二回にマットが2ラン。そのあと巨人は継投策を選択したから四回でマウンドを降りた。4回3安打では攻略したとは言えず、どんな策を持って打ち崩すか?森下に負担を強いらない戦いが理想だろう。