画像は9月3日のマツダスタジアム、スタンドに強烈な陽射しが照り付ける
9月3日のマツダスタジアム。午後1時30分からのデーゲーム、広島と阪神の試合は0対3で広島が完封負けを喫した。
中4日で先発した九里亜蓮は体が重そうだった。ひろスポ!独自の観測で気温37度、車内は40度。三回に先制点を献上したが送球エラーしたサードのマット・デビッドソンもこの暑さ、この強い陽射しでは守るのも大変だっただろう。君は悪くない。九里亜蓮も、だ。
相手球団にも失礼だ。勝ち投手になった柳裕也には敬意を表したい。6回1/3、107球無失点。今季、毎度毎度、打線の援護に恵まれずとも長いイニングを投げて来た右腕だからこのクレージーなマウンドも耐えた。敬意を表したい。
ドーム以外の他球場を見るとどこもデーゲームなんかやってない。
広島が追撃中の首位阪神とヤクルトは午後6時から神宮球場、DeNA-巨人の横浜スタジアムは午後5時から、ロッテー楽天のZOZOマリンスタジアムは午後4時から。
広島の過去9月3日の最高気温は2022年29・9度、2021年25度、2020年32・。9度。30度超えは明らかでデーゲームのできる環境ではない。だから他球団は開始時間を配慮している。
ところがカープ球団は9月の声を聞いた途端にデーゲーム。もちろん照明費用などナイトゲームに必要な余分な経費を節約するためだ。もちろんデーゲームの方が集客できる。
カープ球団の行為は確信犯だ。
ひろスポ!ではすでに2022年6月30日にこの記事↓をアップしている。
死人が出てもぜんぜん不思議じゃない。これまで何度もマツダスタジアムでは人命にかかわる事故があった。いや、おそらく複数のファンなどが命を落としているだろう。今季、唐突に内野ネットが拡充されたのもそう。ファウルが当たって大けがしたファンの数を発表したらすぐ分かる。試合後、すぐに照明を落としたために転倒して大ケガしたファンもいる。試合前の席取りダッシュで倒れてAEDが使われたあの男性ファンはその後、どうなった?
政府や専門家が言う「熱中症を避けるため屋外に出るのは控えましょう」をなぜ守れない?
暑さのせいでマツダスタジアムに救急車が頻繁に来ることは日常茶飯事だが3日は30回ぐらい来た、という関係者の証言がある。
またカープ球団が気分の悪くなった来場者らのために用意する救護ルームにも次々にファンがやってきてその数は30人、40人では済まない状況になった。ろくなケアもできないのに、だ。
暑さ対策で場内に設置されるようになった氷配布所も氷の量が追いつかず早々に品切…
長らくカープ観戦に通うファンの間からも当然のように「9月の残暑を考えればデーゲームは無理!だってやってるのはマツダスタジアムだけ!」の声が上がっている。ほかにも「だからカープは負けた?」「ファン殺す気か?」などなど…
カープ球団が儲け第一主義に固執し、悪天候の時も、大規模土砂災害の時も、公共交通機関がストップした際にも公式戦開催を強行することはすでに防災の日にアップした以下の記事でも記した↓
災害多発の日で9月1日防災の日、しかし松井一実市長も、防災機能有するマツダスタジアムのカープ球団もその姿勢はうわべだけ… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
ひろスポ!にはファンからの声が数多く届く。その中には「この時期デーゲームはないでしょう。デーゲームについてひとこと言った森下くんのヒーローインタビューは秀逸でしたね」というのもあった。
森下暢仁は超人だろう。前日1日、午後2時プレーボールの中日戦で116球完投勝利。試合後のお立ち台では「どんな思いでマウンドに上がりましたか?」の質問に「デーゲームが始まったなあと思ってマウンドに上がりました」と答えた。森下暢仁は今季、幾度となくマツダスタジアムのデーゲームで投げている。一番の“被害者”だ。
中国新聞9月1日の紙面に「8月は13勝11敗3分け。6連戦が続く日程で27試合中22試合が屋外球場と厳しい環境での試合が続いた。9月も5カード連続で屋外での試合」との表記がある。
同じ記者にこの話も書いて欲しいところだが、決してそうはならない。広島カープ村。広島でカープ球団を批判するメディアは見当たらない。長らく見て見ぬフリして性暴力犯罪が国際問題になった「ジャニーさん」の極悪の30年とまさに一緒の状況が継続されてもう30年以上…
でも、指摘するのは我々だけ…
逆転優勝目指す新井一家の足を引っ張っているのはまさにカープのトップ、松田元オーナー。
新井貴浩監督は決して言わないだろうから、ひろスポ!が代わりに言っておく。
会社は俺らを殺す気か!?
なお球団HPには入場券に関して「ご購入後の変更・キャンセルは一切お受けできません」と明記してある。(ひろスポ!デルタルハンター班&田辺一球)
※デルタルハンター…パソコン1台を武器にネット上のオープンソースからデーモン・プーチン(ひろスポ!造語)のような地上に存在する災いや巨悪の動きを正確に暴くデジタルハンターを模した造語である。広島市は三角州(デルタ)上に形成されており、デルタルハンターはネット上の情報と街中などで集めた情報を総合的に勘案してそれを記事にまとめる。
本家のデジタルハンターはNHKで再三取り上げられており、インターネット上にある情報、画像、動画などを検証して、事件・事故・国際紛争などにおける事実を導きだす、オープン・ソース・インベスティゲーション(公開された情報源の調査)。ロシアのウクライナ侵攻においても大きな存在感を示しており、暴かれる事実の大半が権力者側にとっての「不都合な真実」である。
ファンの方がアップされているYouTube動画
マツダスタジアムに救急車きてるけど熱中症かな? – YouTube
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