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2024年03月06日
編集部

カープダイアリー第8544話「近藤健介と源田壮亮、プレミア12と東京五輪とWBC三冠の財産を引き継ぐ田村俊介と宗山塁」(2024年3月5日)

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画像は広島県三次市内にある細川スポーツに飾られている集合写真の宗山塁(中央)、中学時代に通った大切な場所だ

 

連載中の<田辺一球|note>より、アクセス数の多い<カープダイアリー第8544話「近藤健介と源田壮亮、プレミア12と東京五輪とWBC三冠の財産を引き継ぐ田村俊介と宗山塁」(2024年3月5日)>記事を引用する。

 

カープダイアリー第8544話「近藤健介と源田壮亮、プレミア12と東京五輪とWBC三冠の財産を引き継ぐ田村俊介と宗山塁」(2024年3月5日)

 

 

田村俊介、CからJへ…

欧州代表戦を控えて侍ジャパンの一員として参加した公開練習の空気感は、やはりこれまで味わったことのないようなものだったに違いない。大勢のメディアと関係者、そして目の前には“米国本土”でのWBC決勝で頂点を極めた「憧れの」諸先輩たち…

今回、メンバーに選ばれたのは大学生4人を含む28名で、二十歳での代表入りを果たしたのは青学大・西川史礁と日本ハム・根本悠楓も含めて3人。ただしふたりは早生まれで、2003年8月生まれの田村俊介には「チーム最年少」と「プロ8安打」の肩書がついて回っている。

侍ジャパンメンバー(背番号・名前・年齢・所属)★はWBC優勝メンバー

投手
11 山下舜平大・21(オリックス)
13 宮城大弥・22(オリックス)★
15 松山晋也・23(中日)
16 種市篤暉・25(ロッテ)
18 森下暢仁・26(広島)
19 金丸夢斗・21(関西大)
20 栗林良吏・27(広島)
21 隅田知一郎・24(西武)
23 渡辺翔太・23(楽天)
28 中村優斗・21(愛知工業大)
59 根本悠楓・20(日本ハム)
61 平良海馬・24(西武)

捕手
22 古賀悠斗・24(西武)
31 坂倉将吾・25(広島)
50 山本祐大・25(DeNA)

内野手
6 源田壮亮・31(西武)★
7 中野拓夢・27(阪神)★
10 宗山塁・21(明治大)
24 紅林弘太郎・22(オリックス)
25 石川昂弥・22(中日)
51 小園海斗・23(広島)
55 村上宗隆・24(ヤクルト)★

外野手
1 森下翔太・23(阪神)
3 西川史礁・20(青山学院大)
8 近藤健介・30(ソフトバンク)★
9 塩見泰隆・30(ヤクルト)
60 田村俊介・20(広島)
66 万波中正・23(日本ハム)

 

 

 

外野手6名の中には30歳がふたり。左打者で、ここまで1165安打の近藤健介はこれ以上ないお手本だろう。

 

 

今回のメンバーが31歳の源田壮亮を頂点として、幅広い年齢層で構成されたのには訳がある。

現在の侍ジャパンのチーム作りは、今秋に開催されるWBSCプレミア12に備えたものだが、その先には2026年開催のWBCと2028年開催のロサンゼルス五輪が待っている。

4年後を考えると、さすがに近藤健介のバットにも陰りが見えている可能性がある。逆に、井端ジャパンの司令塔を任されつつある坂倉将吾などは、順調にいけば脂が乗り切っているころにロサンゼルスのスタジアムに立つことになる。

 

 

田村俊介とともに“広島勢”の中で高いポテンシャルを有しているのが宗山塁だ。今秋のドラフト会議の目玉は、カープ球団も当然ながらマークしている。

2月29日の練習試合で右肩付近にデッドボールを受け、様子見の状況ではあるものの、打撃練習では快音を響かせた。

守備練習でも源田壮亮らといっしょにノックを受けて、自慢のフットワークやハンドリングの良さを披露した。練習の合間には源田壮亮のグラブを実際にはめてみる場面もあった。

人それぞれのグラブの形状と守備のタイプについて、これまで様々なデータを蓄積してきた大学ナンバーワンショートにとって、まさに至極の時間…

坂倉将吾とともに井端ジャパンのセンターラインを形成する小園海斗は、その挑戦を受けて立つ立場だ。2月のキャンプで軸回転を使った打法に磨きをかけ、オープン戦でも打ちまくっているから、両者の“勝負”も今回の見どころのひとつ、ということになる。

 

 

「大学生4人だけでなく、若手でも初めての代表という選手がいたが、経験豊富な選手たちがよく声をかけてくれていた。期間は短いがコミュニケーションを取っていいチームになってほしい」(井端弘和監督)

その意図はもう明確で、田村俊介には2019WBSCプレミア12、2021東京五輪、2023WBC三冠の近藤健介、宗山塁には同じく源田壮亮。井端ジャパンは次代のヒーロー誕生へ舵を切り、2024年の初陣をあす迎える。

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