現在、日南・天福球場ではフェニックス・リーグ、広島対ロッテ戦が行われており野村監督は試合後、会見に臨む予定
広島・野村謙二郎監督の辞任がさきほど球団から発表された。本人が先ごろ、球団側に申し入れていた。なおクライマックスシリーズなど今季の指揮は最後までとる。
野村監督は昨日、宮崎入り。きょう午後から日南市・天福球場でみやざきフェニックス・リーグ、対ロッテ戦で主力メンバーを揃えたチームの指揮をとった。11日から甲子園で始まる阪神とのクライマックスシリーズ、ファーストステージを見据える中、突然の辞任発表となった。
野村監督は前任者、マーティー・ブラウン監督のあとを受け2010年から5年間、広島を指揮した。
昨年は勝率5割には届かないながらも球団史上初のクライマックスシリーズ出場を果たし、「リーグ優勝」を掲げた今季は、8月末の時点で首位・巨人に1ゲーム差と肉薄した。
しかし9月最初の「直接対決」で3連敗。さらに9月は投手継投に勝負どころでことごとく失敗して、さらに10月に入ると143試合目、144試合目に連敗したことで19年ぶりの2位の座も逃した。
そして2年連続で3位からの日本一を目指している最中の監督辞任発表となり、野村監督は試合後、共同会見に臨んだ。
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