画像は横浜スタジアム
DeNA-広島13回戦(横浜スタジアム、7月16日午後5時45分開始予定)
セ・リーグ上位4球団が0・5差の中にひしめき合う、特殊な状況が生まれた。当然、ファンにとってはたまらない展開だ。
きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note の記事より、DeNA-広島13回戦のみどころを紹介する。(記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています)
7月16日(横浜スタジアム)17時45分開始予定のDeNA-広島13回戦のみどころ
予告先発は広島が玉村(1勝3敗)、DeNAが石田裕太郎(3勝0敗)
アドゥワには、このチャンネルとは別チャンネル(ひろスポ!)で「牧と宮崎要警戒」としておいたが、その声は届かなかった。
初回には、過去の対戦で痛い目に遭ってきた牧を歩かせ、宮崎に犠飛を上げられた。四回には牧に2ランを打たれた。
昨夜のDeNA打線はキレを欠くアドゥワの球を片っ端から外野に飛ばしていた。今季5度目の対戦だから球筋などがもうインプットされており、アドゥワはその上を行く投球ができなかったことになる。
東京ドームでも初回に菅野から4点を奪ったDeNA打線は、また同じように初回からくるだろう。きょうは玉村だから二番にはオースティン。クリーンアップの前にランナーを置くと危険な勝負をすることになる。
玉村の今季初先発が5月25日の横浜スタジアムだった。二回に5点を失って三回で降板した。それはまあ、過去の話としても、交流戦明けから3試合、勝てていない玉村にとっては、かなり難しい試合になりそうだ。ただ、玉村は今季、まだ柵越えを1本も許していない。しかも右打者の方がよく抑えている。
打線は昨夜、形式的には完封を免れたが、濵口に完投を許すようでは苦しい。今夜の相手はルーキー右腕の石田裕太郎。6月9日のソフトバンク戦でプロデビューしてそこから3連勝。プロ2戦目では西武打線を完封した。
先週火曜日の中日戦は五回までゼロを並べたあと、3失点して六回途中で降板した右腕には、まだ土はついていない。
真っすぐが6割前後を占めあとはフォーク、スライダーという相手に対して左打者を並べてどうつないでいくか。ポイントゲッター小園がどんな打撃を見せてくれるか?
わずか0・5差の中に上位4球団がひしめき合う、そんな“ステキな争い”が仮に当分続くとするならば、直接対決での3連敗だけはNG、ということになる。