画像は引退会見、第一声を発する青山敏弘
長らく広島サッカーをピッチの内外で牽引してきたサンフレッチェ広島のMF青山敏弘が10月21日、広島市内のホテルで引退会見に臨んだ。前日20日にクラブ側から現役引退が発表されたことを受けてのもので、ENGカメラ7台など広島内外のメディアが多数詰めかけた。
会場には入団当初やリーグ優勝時の写真パネル、リーグ優勝シャーレのレプリカなどが飾られた、待望の新スタジアム完成で、胸を張り笑顔でエディオンピースウイング広島のピッチを歩くその姿は誇らしい。
会見での第一声は…
「この尊敬するサンフレッチェ広島というクラブで引退できることを幸せに思っています、大きな誇りを胸に引退できることを嬉しく思っています。今シーズン始まる前から今年で最後だと、前強化部長と話し合って今年に挑みました」
…だった。
そして、こう締めた。
「まだ終わってないし、スキがあれば若い選手からポジション取ってやりたい。最後の最後まで闘い続けます。、見ていてください」
「残り4試合、ほんとにここからが優勝争い。何かファン、サポーターもそうですがひとるになるものが僕であれば…そういう思いも込めてきょう引退会見になりました」
地元岡山での思い出などを聞かれると、涙ぐんだ
森崎”兄弟”から花束が贈られる
青山敏弘はサッカー元日本代表でサンフレッチェ広島ひと筋で21年間プレーしてきた。岡山県出身の38歳。岡山県の作陽高校から2004年にサンフレッチェ広島に新加入して2006年のシーズン途中から主力として活躍するようになった。リーグ優勝3度の栄光とともに、ピッチを走り続ける姿は広島っ子たちの憧れで、その足跡は簡単には語れない。