画像はカープ入団会見場となったホテルに飾られたクリスマスツリー
新井カープに新たな仲間、ルーキー8人加わった。広島市中区のホテルで入団会見が行われ、高倍率の抽選を突破したファンクラブ会員およそ500人や家族、関係者らが見守る中、ひとりずつ、プロへの第一歩を記す、その思いを語った。
「ずっと竹下君を応援していたので今回、初めて応募したら当選したので楽しみにしていました」という男性(安佐南区在住)は「渡邉君の面構えが良くて一番印象に残りました」と満足そうだった。初めて広島の地に足を踏み入れたというドラフト4位、渡邉悠斗の目に、広島の街のイルミネーションはどんな風に映っていたのだろうか…
ドラフト1位、背番号10・佐々木泰・内野手(青学大、右投右打、178センチ・82キロ)は、さすがドラ1、よく広島のことを“予習”して会見に臨んだようだ。
「自分の背番号と自分の名前が入った広島カープのユニホームを見て、改めてカープに入団できるんだって思いが強くなってさらに嬉しさが増しました。初めて広島県に来させてもらったんですけど、至るところに赤色のものがあったりして、すごい広島カープを感じさせる部分があったので、さらに楽しみという思いが大きくなりました。(Qカープの印象について)広島カープは広島県を象徴するものだというイメージがすごく強くて、これまで長い間、広島県のファンの方とともに作り上げてきた球団だという認識です」
「(Q持ち味は)自分の一番の持ち味は長打力と勝負強いバッティングなので、ぜひファンの方には、チャンスで自分に回ってきたら必ず打ってくれるという思いにさせるので、期待して待っていてください。(Q憧れの選手)今メジャーで活躍されている元広島カープの鈴木誠也選手のように、球団を代表する長距離砲になれるように頑張りたいと思います。(Qタイトルは)一番はホームランに対する思いが一番強いので本塁打王というタイトルを将来的には取れる打者になりたいと思っています」
ドラフト2位、背番号28・佐藤柳之助・投手(富士大、左投左打、179センチ・86キロ)は、マウンドさばきと同じく、ひょうひょうとした態度に大物ぶり?がうかがえた。
「(Q同じく富士大の渡邉悠斗選手はどんな存在?)大学4年間も一緒に過ごしてきて、広島でも一緒ということで指名された時も自分のように嬉しかったですし、チームの四番ですごく頼れるバッターなのですごく心強いです。(Q強みは)ストレートと総合力ってところが自分の強みで、スピードは人より劣るんですけど、回転数だったり、そういうところは自分で強みだと思っているので、あとは緩急を使える投球が自分の強みだと思っているので、そういうところでプロで勝負していけたらなと思っています」
「(Q背番号28を床田投手から受け継ぐことについて)背番号を頂いた時にすごくびっくりしましたし、すごい先輩がつけていた番号なので聞けることは聞いて自分のものにできるように、すごい先輩に一日でも早く追いつけるように、この背番号に恥じないようにがんばりたいなと思っています。(Qルーキーイヤーの目標)1年目から開幕ローテーションに入るところを目標にやっていきたいなと思っていて、一日でも早く一軍の戦力になることが目標なんですけど、最初は目標は高くいこうなかと思うので開幕に合わせられるように自分のアピールポイントを自主トレ、キャンプから見てもらえるようにがんばりたいなと思っています」
ドラフト3位、背番号53・岡本駿・投手(甲南大、右投左打、186センチ・80キロ)
「(Q強みは)角度のあるストレートとゲームメークができるところです。(Q大学で投手に転向、成長した部分は)最初は野手上がりだったということで、投げ方も下手だったのですが、そこで練習したのが良かったと思います。(Q目指す投手は)今、広島カープで活躍されている森下投手や大瀬良投手のようになりたいと思っています。先発ローテ―ションを守ってしっかりと1年間投げて勝ち星を取ってチームに欠かせない投手だと思うので…」
ドラフト4位、背番号49・渡邉悠斗・内野手(富士大、右投右打、181センチ、98キロ)
「(Q強みは)自分は力強いバッティングと勝負強さをウリにやってます。(Q佐藤投手はどんな存在?)大学の時から投手としてとても心強くて、ピンチになっても何とか抑えてくれる、柳之助が投げたら勝てるっていうぐらい頼もしい人なので、いっしょに入れて嬉しいです」
「(Q打席で心掛けていることは)どういう状況でも平常心というか、いつもどおりの気持ちで打席に入るっていうことを心掛けてやってます。(Q目標としている選手は)元広島カープの鈴木誠也選手のようなバッターになりたいです。(Qプロで成し遂げたい数字は)3割、30本、100打点というのを目標にやっていて、自分は打撃をウリにしているので、三冠王を取りたいと思っています」
ドラフト5位、背番号67・菊地ハルン・投手(千葉学芸高、右投右打、200センチ、110キロ)
「(Q持ち味は)長身を生かしたストレートと三振を取れる変化球が武器です。(Q目標、憧れの投手は)自分の目標とする選手は大谷翔平選手です。人間性はもちろんなんですけど、メジャーリーグで活躍していてほんとに素晴らしい選手だと思っています。(Qプロでの目標は)人間性も成長して、選手としても広島を代表するような投手になりたいと思っています」
育成ドラフト1位、背番号123・小船翼・投手(知徳高、右投右打、198センチ、110キロ)
「(Q持ち味、武器は)自分はやっぱりこの身長と力強いストレート、そして三振の取れるスライダーが武器だと思っています。(Q目標としている投手は)山本由伸投手です。コースにきっちりと伸びのあるストレートをコンスタントに投げるので、とてもすごいなと思っています。(Qどんな投手になりたいか?)まずは支配下登録されて、一軍で勝てる投手になりたいと思っています」
育成ドラフト2位、背番号126・竹下海斗・投手(敦賀気比高、左投左打、180センチ、76キロ)
「(Q持ち味、強みは)緩急を使って、打者を前後へ揺さぶるようなピッチングが持ち味なのでそこを生かしていきたいです。(Qプロで対戦したい打者は)母校の先輩である吉田正尚選手だったり、西川龍馬さんだったり、そういうとてもすごい選手と対戦したいです。(敦賀気比高から)こうやって自分も選ばれて、プロ野球という世界で勝負できるのはほんとに嬉しいことなので、ここからがんばっていきたいです。ここから支配下登録に向けて、一年でも早く上がれるように全力でがんばっていくだけで、まだ体もできていないし、毎日全力でがんばりたいです」
育成ドラフト3位、背番号122・安竹俊喜・捕手(静岡大、右投右打、178センチ、85キロ)
「(Q持ち味、特徴は)肩の強さだったりキャッチングだったりは自信があります。(今後は)武器である守備はもちろんですし、バッティングや走塁だったり走攻守すべて伸ばしていきたいなと思っています。(Q佐藤啓介選手に続く2年連続の国立静岡大からの指名)ドラフトの時にいろんな方々からメッセージをいただいたんですけど、佐藤さんが一番最初にメッセージをくれて、それがすごく嬉しかったです。(Q佐藤選手は1年目で支配下登録)自分も佐藤さんのように一日でも早く支配下登録されるようにがんばりたいです」
「(Q憧れの選手は)現役じゃないんですけど古田敦也選手で理由はキャッチングだったりスローイングだったり、あとはリード面だったりキャッチャーとしての技術が揃っているところを尊敬しているので自分もそんな選手になりたいと思います。(Q野球以外でコレだけ他の選手に負けないと思うものは)そうですね…今までも受験勉強とかしてきて、暗記系の科目が得意なので、まあそういう記憶力だったり暗記力だったりというのは負けないと思います」