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2024年12月14日
編集部

負けたら即終了のトーナメント戦、広島サンダーズの今年の天皇杯はここで終了しました…~ちゃこのSVリーグレポート番外編/天皇杯②

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広島サンダーズ
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    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

画像は相手の押されている状況の中チーム全体に指示を出すウェベル監督

 

 

令和6年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権
ファイナルラウンド 準々決勝
2022年12月14日(土)、大阪府大阪市・Asueアリーナ大阪(大阪中央体育館)
vs ウルフドッグス名古屋

 

広島サンダーズ
Asueアリーナ大阪に掲げられた天皇杯・皇后杯の横断幕と大会旗

 

準々決勝の今日は、日本のバレーボール強者男女8チームが出揃い、1日でそのチームを全部観ることが出来る日です。スタンド席は全席自由席。早いもの勝ちで「イイ席」が取れるのだから、9:00開場に向けて、もう7:00台から長蛇の列。

第1試合からサントリーvsジェイテクトの好カードなので、熱心なファンが(ミーハーも)入場と同時に走ってゆき(「走らないでください」という会場注意は当然あるのだが、みんな無視。)次々と席を確保。(東側半分だけが開場30分以内に🈵。西半分はガラガラ)

私もなんとか、広島サンダーズのスタート側と思われる方に席を確保。

うちは第2試合。

①サントリーvsジェイテクト
②広島サンダーズvsウルフドッグス名古屋
③東レvs日鉄堺
④大阪ブルテvs東京GB

 

さぁ!対ウルド戦。防府大会での連敗のリベンジなるか?!

試合はどうだった?!

 

23-25

17-25

23-25

セットカウント0-3で敗戦。

取れそうなセットもあったのですが、最後にキメ切る力が足りず…。

 

 

負けたら即終了のトーナメント戦。ウチの今年の天皇杯は、ここで終了しました…。

 

今日のスターティングメンバーは

OH:新井、山本将平
MB:三輪、西
OP:ロケ
S:金子
L:高木啓士郎

ベンチ入り:坂下、武智、熊倉、川口、安永、前田、L唐川

 

 

昨日から、その予兆はあったように思うのですが。

今日は(も?)将平さんが「誤作動」中でして…。

やる気(というより、やらなきゃならないという切迫感のような感じ)が空回りしてる感じで、キャッチコピーの「ミスの少ないプレー」の真逆をいく感じで…。

で。将平さんがそうだと、当然、新井くんも焦燥感に駆られるわけで。

主将の慎さんを欠く現在、将平さんがチームの「心❤️」部分を担ってるわけで、そこがこの状態だとチーム全体が浮き足立ってしまう…。

先週の福山のホームゲームの後チームを一時的に離れる、と言っていた慎さんがこの天皇杯に帯同してくれていたのも、そういうとこの問題だったかもしれない。

 

万能型プレーヤーの「誤作動」は本人以外の人がどうにもしてあげられない、ってとこが辛いよな。

万能型プレーヤーには、穴がない。正常化のためのキッカケを外から与えてあげる「キー」が見つかりにくい。レセプションが苦手でアタックが得意な人には、レセプの負担を減らして、攻撃時にブロック枚数減らして気持ちよくアタックを打つ、とかあるんだろうけど。元々どのプレーもそつなくこなして安定してる人にはそのキッカケ探しが難しいな、と。

でも、3セット目、自ら気持ちを吹っ切って、突如「覚醒」しておられたのは、流石の将平さんです。第2セット将平さんを交代させたけど、第3セットのスタートから戻してきたのは、ハビさん監督の将平さんへの信頼と戦力の正しい見極めが出来る人なんだな、と思わせられました。

昨シーズン、ラッセルを欠いてチュアンだけが居るという場面があった時、「将平-武智」対角で戦ったことを、フイに思い出しました。守りは堅かったが攻撃がOP集中してしまっていて、結果やはり難しかったんだった。

 

今日は、そんな中でも果敢にセンターライン攻撃(MB、新井くんのバックアタック等)を使っていたとは思うんですよね。

広島サンダーズ
金子選手のトスまわしに誰もついて来れず思いっきりスパイクを打つ西選手

広島サンダーズ
相手の強力なサーブにレシーブの名手山本選手も押され気味

広島サンダーズ
新井選手の鋭いパイプ攻撃がブロックを交わしサイドラインぎりぎりに決まる

広島サンダーズ
執拗に着いてくるブロックを交わしてアタックを打ちきるロケ選手

広島サンダーズ
強いサーブで狙われながらも頑張ってレシーブを上げる新井選手

広島サンダーズ
ネット上の攻防

広島サンダーズ
飛び込んでボールを拾う高木選手


観客席のファンスを押し倒してボールを取りに行く高木選手

広島サンダーズ
試合後の選手たちの表情

 

カメホさんが居ないからダメ、なんじゃなくて、カメホさんの特性や年齢によるものなどを色々加味した上で、こういう風に戦っていこう、という形が出来始めてた所だっただけに。突然、違う形でやらなきゃいけなくなって、準備ができなかったんでしょうね。ここまでに1回でも途中交代ではなく「カメホさんなし」型を実践していれば、と思いました。

こうして、慎さんが欠け、カメホさんが欠けてみると、やはり、チーム内の人材不足を感じます。他のチームは、補強した外国人選手を全員コートの中にいれられないんですからね…余ってるんですから。今日の対戦相手さんも、出場できなくてベンチにいた外国籍選手がいましたし、全日本選抜選手もベンチを温めていましたからね。某家電さんは控えと外にも全日本選抜組が居る、という余剰人員ぶり。チーム間の戦力格差が大きい中、一方的にやられるだけじゃ無いように、全員で頑張っているところです。大学生チームが善戦していたように、バレーボールは個人技ではなくチームプレーです。「6人で強い方が強い!」はハイキューの名言ですが、本当にそう思います。ボールを繋げ!攻める勇気を持て!

 

天皇杯は終わりましたが、今年のSVリーグは試合数が多いため、年末も正月にも試合があります。次戦は12月28.29日(アウェイ:岡崎)、1月4.5日(アウェイ:堺)と年の瀬、年明けにアウェイ戦が続きます。

あまり休んでいる暇がない、というのが本当ですが、少しでも心を休めて、また走り出して欲しいです。仕事が忙しいことと、感染が再度拡大しているので、遠征は基本少なめなのですが、年明けの堺戦は遠征予定です。気持ちは一緒に戦ってます!

応援しています!!

頑張れ!広島サンダーズ!

頑張ろう!NIPPON!

頑張ろう!能登!

(ちゃこ)

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