画像は長期離脱を経て実戦復帰2戦目の寺嶋良
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25第17節GAME2(1月11日、広島サンプラザホール)
広島ドラゴンフライズ 82-70 長崎ヴェルカ
入場者数:3,947人
1Q:21-23
2Q:23-14
3Q:15-18
4Q:23-15
【スターター】
広島:中村拓人、ドウェイン・エバンス、河田チリジ、ニック・メイヨ、山崎稜
長崎:松本健児リオン、狩俣昌也、ジャレルブラントリー、エージェーエドゥ、馬場雄大
広島ドラゴンフライズ主なボックススコア
点は得点、3Pは3Pシュート成功数、2Pは2Pシュート成功数、Rはリバウンド数、Aはアシスト数、%はフィールドゴール(2Pシュート+3Pシュート)成功率、出場時間、名前(背番号順)
8点、3P1本、2P2本、0R、1A、 66・7%、11:37/寺嶋良
0点、3P0本、2P0本、0R、0A、 0・0%、0:38/市川真人
3点、3P1本、2P0本、1R、0A、 0・0%、9:26/ロバーツ・ケイン
14点、3P1本、2P3本、6R、2A、50・0%、21:56/ケリー・ブラックシアーJr.
0点、3P0本、2P0本、0R、2A、100・0%、8:10/上澤俊喜
6点、3P0本、2P2本、3R、4A、44・4%、23:52/中村拓人
10点、3P1本、2P3本、6R、3A、66・7%、27:16/ドウェイン・エバンス
3点、3P0本、2P1本、2R、1A、33・3%、13:35/河田チリジ
3点、3P0本、2P1本、2R、0A、0・0%、10:57/渡部琉
19点、3P4本、2P3本、6R、2A、28・6%、30:11/ニック・メイヨ
8点、3P2本、2P1本、3R、1A、50・0%、21:33/山崎稜
8点、3P1本、2P2本、3R、1A、33・3%、20:50/三谷啓司朗
広島ドラゴンフライズが長崎ヴェルカ相手にホームで連勝!開幕から30試合を消化して13勝17敗、勝率・433でのシーズン折り返しとなった。なお、前節まで5位だった長崎を直接叩いた結果、広島は6位から5位に浮上した。
西地区では琉球ゴールデンキングスが22勝7敗、勝率・759で首位。2位は島根スサノオマジックで18勝11敗、勝率・621。3位は大阪エヴェッサで15勝14敗、勝率・517、4位の京都ハンナリーズも15勝14敗。
長崎相手にGAME1では後半21点差をはね返した広島は、GAME2では44-37とリードして後半へ。第3クォーター終了時点では59-55と4点差まで迫られたが、第4クォーターの入り3分間で中村拓人がレイアップを流し込むと、ロバーツ・ケインが3点シュートで続き、ニック・メイヨのダンクでリードを9点に広げてゲームの流れを手放さなかった。
第1クォーター5分までで3点シュート3本を決めたニック・メイヨは19得点6リバウンドの活躍で、GAME1で30得点のドウェイン・エバンスとともに”勝負どころ”を熟知。このふたりが今後のチームの推進力をさらに持ち上げていくことになる。
GAME1で実戦復帰した寺嶋良はGAME1の9:12を上回る11:37の出場タイムで、ポイントガードとしても”完全復活”へ向けての試運転を行った。
寺嶋良の復帰に足並みを揃えてスターターに戻った中村拓人はこの日もスターターに名を連ねて6得点も3点シュート0/2とまだ本調子ではなさそう。
山崎稜はチームでただひとり、シーズン折り返しを全試合スターター出場で迎え”鉄人”ぶりを発揮中!
ヒロマツHD「おりづる賞」に長崎ヴェルカの狩俣昌也(中央左)ともに選ばれた山崎稜
開幕から故障者の出た影響などで苦戦を強いられてきた広島だが、今回の長崎戦は13人のメンバー全員が揃って迎えることができた。2024年11月上旬には「8」まで膨らんだ借金は、今シーズン3度目のGAME1GAME2連勝で「4」まで減少、後半の早い時期にまずは勝率5割を突破したい。
朝山正悟ヘッドコーチはゲーム後の会見で、2月5日にエフピコアリーナふくやまで初戦を迎える天皇杯、すでに決勝トーナメント進出を決めているEASLと合わせて”三冠”を狙える状況にあることを改めて口にした。
朝山正悟ヘッドコーチコメント
「2日間ともいつも通りタフなゲームになった。昨日のゲームで長崎にかなりゾーンディフェンスが有効だった部分があった。前半から自分たちがしっかりとできたことが今日の得点差につながったと思う。本当にベンチメンバーも含めて全員で勝ち取った勝利。自分たちの自信につながるこの連戦になった。後半戦に向けて、とにかくここから先は健康体でいること。そこをしっかりと考えながら、みんなで1つ1つ積み上げていけたらいいなと思う」
中村拓人コメント
「今日も非常にタフなゲームになった。前半からしっかりとディフェンスをして、チームでコミュニケーションを取ってプレーできていたところを後半も続けてできたので、ディフェンス、そしてリバウンドのところで今回良い流れを作ることができて勝つことができた。試合を通してよかったなと思う」
ニック・メイヨコメント
「良い試合だったと思う。試合を通して自分たちのスタイル貫いて、全員で協力してプレーできた。チームメイトがオープンな場面を作ってくれたおかげで、今日はシュートが良く決まって自信がついた」