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2022年12月14日
編集部

カープコラボの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦、ラストワンプレーで勝ち切った広島ドラゴンフライズ、最後はみんなでハッピーな合唱!

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朝山正悟
  • 3

    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

画像は朝山正悟。第3クォーター残り2分を切ってスリーポイントを立て続ける決める勝負強さを発揮した(その1本目)

 

朝山正悟
このまま決まって57-59、このあとすぐにもう1本決める

 

B1の広島ドラゴンフライズは12月14日、広島市西区の広島サンプラザホールで名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦、劇的勝利でホーム9連勝をマークして西地区2位に浮上した。

 

西地区首位を行く琉球ゴールデンキングスは京都ハンナリーズに81-65で勝って6連勝。島根スサノオマジックは大阪エヴェッサに72-65で勝って4位キープ。

 

B1西地区4強の順位(12月14日時点)

①琉球ゴールデンキングス     16勝3敗 率・842
②広島ドラゴンフライズ      15勝4敗 率・789
③名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 14勝5敗 率・737
④島根スサノオマジック      14勝5敗 率・737

※同率順位はリーグ規程による

B1第11節
広島ドラゴンフライズ 80–79 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
1Q: 18-18
2Q: 13-18
3Q: 32-20
4Q: 17-23

 

【スターター】
広島: 寺嶋良、辻直人、ドウェイン・エバンス、佐土原遼、ニック・メイヨ
名古屋D: 齋藤拓実、コティ・クラーク、モリス・ンドゥール、須田侑太郎、中東泰斗

 

【主なスタッツ】
◆得点
辻直人 23得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 13得点
ドウェイン・エバンス 12得点

◆リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 17リバウンド
ドウェイン・エバンス 13リバウンド
寺嶋良 3リバウンド
辻直人 3リバウンド
船生誠也 3リバウンド

◆アシスト
ドウェイン・エバンス 6アシスト
船生誠也 4アシスト
寺嶋良 3アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 3アシスト

 

試合成績
フィールドゴール(成功率)
広島  29/78 (37・2%)
名古屋D 27/61(44・3%)

2Pシュート(成功率)
広島  17/39(43・6%)
名古屋D17/37(45・9%)

3Pシュート(成功率)
広島  12/39(30・8%)
名古屋D10/24(41・7%)

フリースロー(成功率)
広島 10/14(71・4%)
名古屋D15/21(71・4%)

トータルリバウンド
広島 52
名古屋D35

 

ゲーム後、MOMとしてコート中央に呼ばれた辻直人主将は「あぶなかったー!」とまず叫んだ。

 

第3クォーターの終わりに朝山正悟の2本と寺嶋良、計3本のスリーポイントシュートで63-56として第4クォーターへ。

 

広島ドラゴンフライズ
勝負は最終クォーター残り20秒を切ってから…

 

しかし、残り3分27秒で逆転され残り2分31秒で76-79。ケリー・ブラックシアー・ジュニアがフリースロー2本をきっちり沈めて残り34秒でタイムアウトの広島ドラゴンフライズ…

 

そして残り20秒を切って放った辻直人のスリーポイントシュートから、ここもケリー・ブラックシアー・ジュニアがオフェンスリバウンドを勝ち越しゴールにつなげると、最後は名古屋ダイヤモンドドルフィンズの司令塔、齋藤巧実のスリーポイントシュートが外れて劇的過ぎるエンディングとなった。

 

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 広島ドラゴンフライズ
前半、攻め込んでくる齋藤巧実(右側)をマークする辻直人(手前)、船生誠也(左端)、齋藤巧実の右はカイル・ミリングヘッドコーチ


カープな演出いっぱい…


…で、お約束の?登場、もちろんカメラマンは食べられる運命

 

齋藤巧実はこの日、フリースロー10分の9を成功させて、スリーポイント成功4本と合わせてチーム最多の25点。前半は素早い動きと巧みなパスの配球で攻守両面でゲームの流れを引き寄せ、第4クォーターでも絶妙のタイミングでスリーポイントシュートを決めるとフリースロー3つを沈めるなど勝負強かっただけに、ラストショットが外れたのはホームならではのブースターの力か、それとも「カープコラボDAY」で応援に駆け付けたカープ新井貴浩監督やスタンドを盛り上げたカープユニホーム、赤い帽子の力か…

 

数字的に見れば、辻直人主将のスリーポイントシュート成功6本を含むチーム最多23点が効いたことは間違いない。

 

その辻直人に続いてゲーム後、コートに立ったカイル・ミリングヘッドコーチは「イチ・ニー・サン、カチじゃけー」をやったあと、齋藤巧実を猛烈にマークしてチームの勝利に貢献した船生誠也を呼んでブースターへ向けての挨拶指令。

 

「あしたで29歳になるんですけど、まだまだバスケットがんばっていこうと思うので、応援よろしくお願いします」(船生誠也)

 

さらに前日13日にプロ契約が発表されたばかりの中村拓人(大東文化大学在学中)にも挨拶させたあと最後は上澤俊喜もマイクを握り、アリーナ全体で「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー 」熱唱して激闘の一日をほっこりと締めた。

 

広島ドラゴンフライズ
熱唱のあとみんなでポーズ

 

会見コメント

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、ショーン・デニスHC
全選手を誇りに思う。試合に出場できない選手がいる中で、広島相手に粘り強い試合をできたのは良かった。この試合の鍵を握ったのは、第3Q終盤に3本の3ポイントを決められてしまったことだと思う。学ぶ事が多い試合だった。

 

広島ドラゴンフライズ、カイル・ミリングHC
とても難しい40分間だった。名古屋Dのゾーンディフェンスがしばらく続いて、リズムを作れない時間があったが、後半は自分たちのリズムを作ることができた。何よりも最後まで戦って勝利できたことが大きい。全選手を誇りに思う。

 

朝山正悟
負けられない戦いだった。ゾーンディフェンスに苦しめられて自分たちのリズムが掴めなく、重い展開になった。ハーフタイムに思い切って打って、その中で各選手の役割をしっかり遂行していこうと話をした。後半は良い流れになった。最後まで我慢する展開は続いたが、勝ち切れたのは大きい。
(カープコラボDAYについて聞かれ)試合中は、3ポイントが決まったときにカープの音楽が流れ、異様な雰囲気だった。新井監督にもお会いさせていただき、パワーをもらえたと思う。今日はカープグッズを持って応援してくれた方もたくさんいたので、この雰囲気は広島ならではだと思う。カープの試合時の雰囲気や盛り上がりを見て、このような球団になりたいと思っていた。少しずつ近づいているような気がする。

 

辻直人主将
相手の主力選手がいない中で、苦しい戦いだった。ゾーンディフェンスに対して、有効的な攻め方ができず自分たちのやりたいことができなかった。30分以上苦しめられたが、リバウンドの差で勝つことが出来たので良かった。
(カープコラボDAYについて聞かれ)これを機にドラゴンフライズの試合をまた観に来てほしい。新井監督が言っていたように、広島をスポーツで一緒に盛り上げていきたい。昔、東京ドームで都市対抗野球の始球式をしたことがある。見事なワンバウントだったのでカープの始球式でリベンジとして投げてみたい。

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