画像はフライガールズ、右端奥はファイティングイーグルス名古屋の川辺泰三ヘッドコーチ
B1の広島ドラゴンフライズは10月23日、広島市西区の広島サンプラザホールでファイティングイーグルス名古屋とのGAME2に臨み、99-95のスコアで競り勝って4連勝をマークした。
GAME1は65-59、一夜にしてハイスコアゲームになったが”二刀流”バスケの対応力を示した。
B1西地区は第4節を終えて以下の順位となった。島根スサノオマジックは6連勝で勢いづいていたが今節GAME2でサンロッカーズ渋谷に手痛い延長負けを喫した。
①琉球ゴールデンキングス 7勝1敗 率・875
②名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 6勝2敗 率・750
③島根スサノオマジック 6勝2敗 率・750
④広島ドラゴンフライズ 6勝2敗 率・750
⑤ファイティングイーグルス名古屋 5勝3敗 率・625
⑥京都ハンナリーズ 4勝4敗 率・500
⑦大阪エヴェッサ 2勝6敗 率・250
⑧滋賀レイクス 2勝6敗 率・250
※同率順位はリーグ規程による
B1第4節GAME2
広島ドラゴンフライズ 99–95 ファイティングイーグルス名古屋
1Q:22-17
2Q:19-18
3Q:21-28
4Q:37-32
【スターター】
広島:寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、ドウェイン・エバンス
FE名古屋: アンドリュー・ランダル、エヴァンス・ルーク、石川海斗、野崎零也、ジェレミー・ジョーンズ
【主なスタッツ】
◆得点
ドウェイン・エバンス 25得点
寺嶋良 20得点
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 16得点
◆リバウンド
ドウェイン・エバンス 9リバウンド
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 6リバウンド
アイザイア・マーフィー 5リバウンド
ギャレット・スタツ 5リバウンド
◆アシスト
ドウェイン・エバンス 6アシスト
辻直人 4アシスト
ケリー・ブラックシアー・ジュニア 4アシスト
寺嶋良 3アシスト
青木保憲 3アシスト
スターターは広島ドラゴンフライズがGAME1といっしょ、ファイティングイーグルス名古屋はGAME1第4クォーター大詰めで負傷したポイントガード中村浩陸から石川海斗に代わった以外はいっしょ。
それでもロースコアのGAME1から一転、序盤から速い展開で前半は41-35。第3クォーターは21-28でひっくり返されたが、GAME1に続いて最終クォーターでの”逆襲”に成功。両チームファウルが5つとなり、フリースローでの得点が多い展開で、37-32で粘る相手を押し切った。
99得点は今季最多、95失点は開幕戦の96失点に次ぐワースト2。
4クォータートータルで見ると、2Pシュート成功率は52・8%と51・3パ―セントでほぼ互角ながら3Pシュートは48・3パーセントと30・6パーセントで広島ドラゴンフライズが上回った。
敗れた川辺泰三ヘッドコーチはTwitterに「広島さんのテンポとギアが昨日より各段に上がった所や、3Pシュートの確率が50パ―セントというところが勝敗のポイントだったと思います」とアップした。
連日、勝負どころで”爆発”のドウェイン・エバンスはフィールドゴールを3本とも沈めてフリースローも9分の7、全14得点で「まあまあ」でも十分やれることを証明した。
緊急来日2戦目のギャレット・スタツは出場タイム10分23秒で8得点。
次節はそのドウェイン・エバンスの古巣、琉球ゴールデンキングスと中2日で対戦する。会場はエフピコアリーナふくやま。注目の一戦になる。
攻めるドウェイン・エバンス(中央奥)とギャレット・スタツ(左手前)※GAME1画像
辻直人のプレーを見守るカイル・ミリングヘッドコーチ(右奥)※GAME1画像
カイル・ミリングヘッドコーチ
昨日に引き続き、全体的にタフなゲームとなった。オフェンスの面ではかなり良かったが、1Qの出だし5分と3Qはもたついてしまった印象がある。FE名古屋はアグレッシブでタフなディフェンス・オフェンスをしてきたのでこの勝利は大きい。次の琉球戦に向けていい経験ができた。
寺嶋良
(4連勝についてを聞かれ)4連勝をこの時期にできるのはいいことだと思う。ここで次節の琉球に勝利できればホンモノだと思う。次の試合は特に準備して取り掛からなければいけないと思う。
辻直人
(勝利の感想を聞かれ)簡単にはいかない試合が続いている中、勝ち切れたのは本当にチームとして自信につながった。逃げ切る展開、追いかける展開など、いろいろな経験がこの時期にできているのは良いことだと思う。その中で勝利できたので、チームとして成長できていると思う。