Jリーグは3月19日、臨時実行委員会を全クラブ代表者とウェブ会議を行い、すでに報道されていた今季のJ1・J2リーグ戦は降格なし!の案について合意した。村井満チェアマンがオンラインを通じたメディア向けブリーフィングの中で発表した。
今後のシーズンの見通しが立たない中、国内に散在するチーム間に「競技上の不公平、不公正」発生する懸念があることがその最大の理由。
Jリーグは、現状においては4月3日に再開する予定となっているが、それも難しいとの見方が主流となっている。
国内スポーツ界だけでなく政府の動きにも先んじるかっこうでJリーグが公式戦延期を発表したのが2月25日。その時点では3月18日からの再開を目指していたが、3月12日に再度延期が発表されており、こうした”継ぎはぎ”状態でのオペレートを繰り返しながらも「目標に向かって頑張る姿を奨励したい」というのがJリーグの考えの中心に据えられている。
このため「降格」はなしでも「昇格」はあり。
J2、J3の上位2チームは通常通り自動昇格させる。そうなると2021シーズンはJ1が20クラブで戦うことになるが、今度は下位4チームが一度に降格となる。