画像は野間峻祥
4月10日 〇2-1中日(延長11回)(バンテリンドームナゴヤ)
広島 000 000 100 01・2
中日 000 010 000 00・1
広島通算11試合5勝5敗1分け
18時開始・3時間26分、29,117人
相手先発 大野雄大6回2安打無失点
広島本塁打 -
中日本塁打 -
広島スタメン
一番センター二俣翔一
二番ショート矢野雅哉
三番サード小園海斗
四番ライト末包昇大
五番レフトファビアン
六番セカンド菊池涼介
七番ファースト田村俊介
八番キャッチャー石原貴規
九番ピッチャー玉村昇悟7回86球5安打1失点(自責1)
H島内颯太郎
H森浦大輔
〇栗林良吏(6試合1勝2S)
S塹江敦哉(5試合1敗1S)
広島が延長十一回、中日6人目の藤嶋健人を攻め、代打野間峻祥がライトフェン直の決勝二塁打。その裏、塹江敦哉を締めた塹江敦哉は通算209試合目で初セーブをマークした。
昨季、バンテリンドームナゴヤで極端なロースコアゲームに終始した広島は前日10日の今季初戦も1対3で惜敗した。決勝点は八回、代打ブライト健太に3人目のハーンが許したセンターフェン直二塁打だった。一日で借りを返したことになる。
野間峻祥はこの日が早や7度目の代打出場。昨季の代打出場は8試合だった。一方、スタメンはここまで3試合止まり。昨季まで左の代打の切り札、松山竜平は二軍調整を続けており、本人も予期せぬ起用法になっている。
…と同時に、新井貴浩監督が昨季最終戦のあとファンに告げた「来季は変化する年になる」の言葉の重みもまた噛み締めていることだろう。
その指揮官は「打ってよし、顔よし、野間たかよし!」のいつもの決めゼリフで会見を盛り上げた。
それにしても広島にとっては薄氷を踏む1勝だった。
昨季のバンテリンドームナゴヤでの成績は…
↓
4月
27日 〇6-4 勝ち投手は森下暢仁
28日 △0-0 先発は九里亜蓮
6月
21日 ●1-2 負け投手は床田寛樹
22日 〇3-1 勝ち投手は大瀬良大地
23日 ●1ー2 先発は玉村昇悟、負け投手は島内颯太郎
7月
5日 ●0-2 負け投手は床田寛樹
6日 ●1-2 負け投手は大瀬良大地
7日 ●1ー2 先発は玉村昇悟、負け投手は栗林良吏
8月
27日 ●1-2 負け投手は森下暢仁
28日 〇2-1 勝ち投手は床田寛樹
29日 ●1ー5 負け投手は九里亜蓮
9月
22日 ●1-2 負け投手は森下暢仁
23日 ●0-1 負け投手は森翔平
昨季、敵地で2試合に投げた玉村昇悟はこの日も7回を86球5安打無四球7三振の1失点にまとめた。
しかし相手の大野雄大はそれを上回り、6回80球2安打無失点だった。
広島は七回、二番手の清水達也を攻めて同点にはしたが、その内容は…
小園海斗、高く弾む内野安打→・末包昇大、当たり損ね三ゴロが石川昂弥の判断ミスによって内野安打となり無死一、二塁→ファビアンの三ゴロが併殺崩れとなって一死一、三塁→菊池涼介の三ゴロで二塁封殺となる間に小園海斗が生還
…という究極の?スモールベースボールだった。
なお、延長十一回に代打を送られた”黒マスク”の二俣翔一はこの日4タコ3三振で打率・139となって打撃35位(最下位)へ後退した。
逆に前日の試合で一番を打った田村俊介は大野雄大に対しても七番で起用されてトータル4の1、これで5試合連続安打、打率・348。昨季、開幕戦スタメンに名を連ねながら、DeNA東克樹の前に3三振を喫するなど全4打席三振でその後のシーズンを棒に振った経験がプラスに働いているようだ。(ひろスポ!取材班&田辺一球)
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