画像は秋山翔吾
5月16日 〇4-2阪神(甲子園球場)
広島 200 010 002・4
阪神 000 000 200・2
広島通算38試合21勝16敗1分け(4連勝で阪神を抜いて首位浮上)
18時2分開始・2時間46分、42,631人
相手先発 村上頌樹7回5安打2失点
広島本塁打 秋山翔吾1号ソロ
阪神本塁打 -
広島スタメン
一番センター秋山翔吾
二番セカンド菊池涼介
三番レフトファビアン
四番ライト末包昇大
五番キャッチャー坂倉将吾
六番サード小園海斗
七番ファーストモンテロ
八番ショート矢野雅哉
九番ピッチャー森下暢仁7回90球6安打2失点(自責2)
〇ハーン(14試合1勝1敗1S)
S栗林良吏(18試合1勝7S)
広島が4連勝で阪神を抜いて4月24日以来となる首位に浮上した。
初回、先頭の秋山翔吾がボールカウント1-1から村上頌樹の147キロを右越えに1号ソロ。ケガから復帰後、初めてスタメンに起用され、一振りで結果を出した。
「気合いを入れていきました」とコメントした秋山翔吾だが、それだけではこんな芸当はできない。チームを離れている間に、二俣翔一、田村俊介、中村奨成 らが外野の一角を巡って競い合う中、予想されていたとはいえ日米通算2000安打への道のりは厳しいものになっている。
あらゆる準備をして打席に臨む”秋山流”の真骨頂だろう。相手はこの日、3試合連続の無四球完封勝利を目指す村上頌樹だった。1年前の4月30日、マツダスタジアムで右腕の投じた初球をマツダスタジアムのライトスタンドに運び、さらにシーズンを通して24の10と打ち込んだ”カモ”を逃す訳にはいかなかった。
当然、阪神バッテリーも対策を練ってくる。ならばどうするか?きっと何10通りものシミュレーションを繰り返し、その頭脳にはいく通りものイメージができていたはずだ。
だが、さすがは阪神エース。いきなり強烈なパンチを食らい、さらに末包昇大と坂倉将吾に連打されて2点目を失っても、二回以降は立ち直った。スミ2のまま試合が進むと、先に崩れたのは広島の”次期エース”森下暢仁の方だった。
七回、佐藤輝明、大山悠輔、前川右京に連打され1点差にされると、送りバントを挟んで木浪聖也に同点打を許した。この日が8試合目なのにまだ2勝止まり。勝てない理由はそのあたりにある。
けっきょく森下vs村上の開幕投手同士の、今季3度目の投げ合いは7回2失点の痛み分けに終わった。
勝負を決めたのは九回、通算100セーブ目に王手をかけてる岩崎優からのモンテロのタイムリーだった。先頭の末包昇大が9球粘って四球を選んだのが大きかった。代走の大盛穂は送りバントで二塁へ進み、阪神外野陣が前進守備を敷く中で勝ち越しのホームへ突っ込んだ。続く矢野雅哉も適時打を放ち、2点リードで最後を任された栗林良吏が3人をピシャリと抑えてタスクを完了した。(ひろスポ!取材班&田辺一球)
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