川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、浦和レッズの上位陣追撃を目指すサンフレッチェ広島、森保監督
明治安田生命J1リーグ、第1ステージ第14節(レベルファイブスタジアム、午後2時キックオフ)
サンフレッチェ広島スタメン
GK 林
DF 塩谷、千葉、水本
MF ミキッチ、青山、、森崎和、清水、宮吉、柴崎
FW ウタカ
サンフレッチェ広島が、5年ぶりJ1復帰のアビスパ福岡相手にアウェーで4-0快勝。勝ち点21として順位を2つあげ暫定6位に浮上した。
14節勝利で暫定首位を行く川崎フロンターレは勝ち点31、同じく2位の鹿島アントラーズは勝ち点勝ち点30。14節でサガン鳥栖とスコアレスドローの浦和レッズはこの2チームより2試合多く試合を残し勝ち点27。サンフレッチェ広島も上位3チームより1試合多く残している。
サンフレッチェ広島は前半18分、ウタカがゴール前で確実に決めてまず1点。31分には左サイドの清水からのクロスを宮吉が右足で蹴り込み2-0。36分にはミキッチのクロスを柴崎が頭で合わせて3点目。さらに後半9分、ウタカからのパスを受けた宮吉が相手GKの股を抜き、4手目を蹴り込んだ。
浅野が日本代表合宿に参加した関係で、サンフレッチェ広島移籍後、初のリーグ戦先発となった宮吉と、同じくリーグ戦今季初スタメンの清水で決めた2点目が光る。2008年に16歳1カ月でJ1デビューを果たし「京都の至宝」と言われた宮吉にとっては、J1で6年ぶりの得点となり、チームに新たな攻撃のオプションが加わった。
雨天にもかかわらず、アウェー戦に駆け付けた多くのサポーターとともに勝利の喜ぶを分かち合った森保監督は試合後の会見で次のように語り、第1ステージ大詰めでのさらなる躍進を誓った。サンフレッチェ広島は中断期間を挟み6月11日にアウェーのヴッセル神戸戦に臨む。
森保監督の話
勝ちたいというギラギラしたモノを見せ、サポーターのみなさんに勝点3をお届けすることができた。サポーターのみなさんに今日の応援を感謝したい。前節から二人を替え、宮吉と清水を先発で起用した。彼らに求めることは全て出してくれたと思う。二人ともトレーニングやトレーニングマッチからいいプレーを見せてくれていた。二人の良さが出たと思う。チームとしてもいい形で連係・連動して攻守に戦うことができた。