Jリーグ、ヤマザキナビスコカップの準々決勝の組み合わせ抽選会が都内で行われ、サンフレッチェ広島は宿敵、浦和レッズと対戦することが決まった。
準決勝はホーム&アウェー方式。9月3日にホームのエディオンスタジアム広島で先に行われ、7日がアウェーの埼玉スタジアムになる。
8月16日にはJ1リーグ第20節の浦和対広島戦(埼玉)も組まれているため3週間で3度、対戦が続くことになった。
準決勝は10月9、12日に行われる。決勝は一発勝負で11月8日に埼玉スタジアムで開催される。
現在、J1・7位の広島は勝ち点27。一方の浦和は勝ち点37で同じく勝ち点37のサガン鳥栖に続く2位につけている。
広島は一昨年から対浦和戦は5連敗中で3月のJリーグ第3節でも0-2の完敗を喫した。
関係者の間からは「広島の3連覇はほぼなくなった」という声も上がるが、可能性のある限り上位争い参戦を目指す広島にとっては”浦和叩き”で勢いに乗るチャンスでもある。
広島を代表して抽選会に参加した野津田は抽選後、浦和の柏木とがっちり握手を交わし互いの健闘を誓った。
広島はもう一度ディフェンス最終ラインの強化を図り、野津田らの前線が機能する攻撃展開を立て直すことで浦和の固い守りをこじあけたい。