画像は別メニューの上野真実(9月1日撮影)
サンフレッチェ広島レジーナは9月10日、WEリーグカップ、グループBの第2戦に臨む。
会場は神奈川県相模原市の相模原ギオンスタジアム。対戦相手のノジマステラ神奈川相模原は2試合を消化して1分け1敗の勝ち点1でB組暫定4位。
9月4日の初戦を1-5のスコアで落としたサンフレッチェ広島レジーナはグループステージ初勝利を目指す。
初戦の相手はWEリーグ元年3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザだった。
2022-23 WEリーグカップ グループステージ 第3節(9月4日広島広域公園第一球技場)
サンフレッチェ広島レジーナ 1-5 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
得点
33分 広島 川島はるな
47分 東京NB 松村智子
53分 東京NB 藤野あおば
76分 東京NB 植木理子
82分 東京NB 植木理子
90分+2分 東京NB 藤野あおば
サンフレッチェ広島レジーナ先発(途中出場)
GK福元美穂
DF松原優菜(70分MF塩田満彩)
DF左山桃子
DF中村楓
DF木﨑あおい
MF松原志歩(58分FW大内梨央)
MF小川愛(78分MF近賀ゆかり)
MF柳瀬楓菜
FW川島はるな(58分FW立花葉)
FW谷口木乃実
FW中嶋淑乃(70分MF瀧澤千聖)
(ベンチ入り)
GK木稲瑠那
FW島袋奈美恵
試合は前半33分、右CKからのこぼれを川島はるなが頭で惜しみ先制。ところが後半2分に相手のCKから同点に追い付かれると、その後は流れの中から3点を奪われてアディショナルタイムにも5点目を許した。
試合後、中村伸監督は後半について「相手がギアを上げてくるところに対し、少し対応が後手になり、押し込まれる時間帯が増え、本来やろうとしている繋がりの部分が欠けてしまった」と振り返った。
後半8分に勝ち越しゴールを許したのは後半から出場したFW藤野あおば。アディショナルタイムもDF陣の寄せが中途半端になり藤野あおばにミドルシュートを叩き込まれた。
7月に開催されたなでEAFF E-1サッカー選手権2022代表メンバーだったFW植木理子にも2ゴールを許した。日テレ・東京ヴェルディベレーザには代表がほかにも4人いる。
一方、サンフレッチェ広島レジーナはやはり同大会メンバーだったFW中嶋淑乃がスタメン出場したが、もうひとりの代表メンバーFW上野真実はベンチ外だった。
上野真実は残念ながらコンディション不良で日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦回避となった。ただしチームとしてはひとつのポジションを複数の選手で競う状況がより顕著になっており、”誰かが故障したからダメだった”という話にはならないはず…
その証拠に初戦からMF塩田満彩、FW大内梨央、MF近賀ゆかり、FW立花葉、それに新加入のMF瀧澤千聖が途中からピッチに立った。この5人はともに先発に名を連ねることもできる。
ノジマステラ神奈川相模原戦ではどんなメンバーが先発に名を連ねるか、そして全員での守りをもう一度固めて今シーズンのテーマである「得点力アップ」をどう体現化していくか、が注目される。