春季高校野球の広島大会決勝が4月26日、福山市民球場で行われ広陵が崇徳を5-0で抑えて2年連続16度目の優勝を果たした。
広陵先発は3年生の肥後。「変化球で打たせて取る」投球が冴えて七回と3分の1を投げて6安打1死球。前日、尾道商業から7点を奪った崇徳打線に付け入るスキを与えなかった。その後は松井、平元と繋いでスコアボードにゼロを9個並べた。
一方の崇徳は3投手合計で11四死球。初回に2点を先制されると、中盤に1点ずつ加点されて1995年以来の優勝を逃した。
広陵は昨秋の中国大会初戦に敗退してセンバツ出場を逃しており、5月30日に倉敷マスカットスタジアムで開幕する中国大会ではリベンジも兼ねて2年連続の優勝を目指す。