野球の中国六大学1部と広島六大学が4月2日、開幕した。
中国六大学1部は岡山県の倉敷マスカットスタジアムで3試合が行われた。
第1試合では昨秋の覇者、環太平洋大学と一昨年の覇者、福山大学が対戦。二回、四球を足がかりに下位打線で無死満塁とした環太平洋大学は一番・林の適時打で先制。1対1、同点で迎えた八回には相手のエラーから築いたチャンスでスクイズを決め競り勝った。環太平洋大学の宮本は5安打完投勝利。福山大学先発の村重も8回123球を投げ、被安打7で粘ったが及ばなかった。
第2試合は、徳山大学が6対2で昨春優勝の東亜大学を下した。徳山大学は三番・山崎が2安打3打点。
第3試合は終盤に集中打の岡山商科大学が6対1で岡山対決を制した。岡山商科大学の近藤は143球4安打完投勝利。
第1週1回戦
(1勝)環太平洋大学2-1福山大学
バッテリー:環太平洋大学は宮本-志賀、福山大学は重村、馬場-矢野
(1勝)徳山大学6-2東亜大学
バッテリー:徳山大学は岡-秋好、中熊、東亜大学は植田-渋谷
(1勝)岡山商科大学6-1吉備国際大学
バッテリー:岡山商科大学は近藤-青野、吉備国際大学は萩原、丸山-藤本将
広島六大学は近畿大学工学部野球場で2試合があった。
修道大学が3季連続優勝を目指す近畿大学工学部に、四番・雨矢のサヨナラ打で土をつけた。雨矢は昨季の首位打者。打たれた近畿大学工学部の辻駒は昨季のMVPで最優秀防御率投手。辻駒は8回3分の0、5安打自責0で敗れた。修道大学先発の中村は6安打完封勝利。
(1勝)修道大学1-0近畿大学工学部
バッテリー:修道大学は中村-田中、近畿大学工学部は辻駒-坂本
(1勝)広島工業大学3-2広島国際学院大学
バッテリー:広島工業大学は大内、石飛-西本、広島国際学院大学は門田、島本-中山