第98回全国高校野球選手権広島大会第5日(7月14日、6球場で2回戦15試合)
春県大会8強でシード校の尾道商が観音に1-6の大差で敗れた。初戦敗退は4年ぶり。1-1の五回、一気に5点を失ったことで焦りが出た。終ってみれば観音の坂井晃尚(3年)の前にわずか3安打。逆に観音打線は14安打の猛攻を見せた。
同ブロックのシード校で春4強の広陵は加計芸北に7-0で七回コールド勝ち。
同じくシード校で反対ブロックにいる広島商は四回に河内愛哉主将(3年)の満塁ホームランなどで10点を奪い、11-1で安芸南に5回コールド勝ち。
広島商とは同じブロックのシード校、西条農も八回2点、九回1点を奪い呉商に4-0で勝った。西条農の右腕、石田大輔(3年)はわずか2安打に封じた。
有力校も次々に勝ち上がった。
広島工は向原に6-1で勝利。昨年、8強入りを阻まれた相手に借りを返した。呉港は1回戦で高陽東を倒した国泰寺を7-0、八回コールドゲームで退けた。呉港の船浪健吾(3年)は2安打ピッチングだった。
総合技術は尾道東に6-3で逆転勝ちした。近大福山は11-2で宮原に八回コールド勝ち。尾道勢では尾道が神辺に10-0の五回コールド勝ち。
山陽は呉工に苦戦。1-2の七回、代打・名島慶祐(3年)が同点適時打して息を吹き返すと、榎本隼人(2年)の適時打で勝ち越し九回、4-3のスコアで逃げ切った。最終的には山陽6安打、呉工11安打だった。
その他の結果
賀茂7-5城北
宮島工9-7美鈴が丘
廿日市西8-5三原
府中5-0大門
英数学館8-6神辺旭