2016-17 Vプレミアリーグ男子、第1レグ 第4戦・パナソニック・パンサーズ戦(11月12日・土曜日 、福井市園体育館)
総当り1巡目の折り返し。3チームと対戦し、我がJTサンダーズは、1勝2敗ポイント4。0勝0ポイントのFC東京以外は、勝ったり負けたりでドングリ背比べ状態。昨シーズンのサントリーのように、上位定着チームがチャレンジマッチに行く危険性が常に付きまとう。
JTサンダーズは今シーズン、3年契約を終了した越川優ともう1年契約を結び、深津旭弘をキャプテンに据えて、4年目ビスコ監督体制の元、リベンジを誓った、ハズ、だった。
が、加入予定だった外国人助っ人が、開幕直前で変更になり、出だしから躓いた。補強したWSが選手登録出来ないことも痛かった。初手の躓きは、色々な歪を生んだ。開幕戦、途中からは自滅のような敗戦を喫した。
女子リーグ開幕戦の週は試合が無く、2週後の第2戦に向けて調整中に、越川がぎっくり腰を発症。第2戦合成戦では実質、越川抜きで戦うことになり、完敗。第3戦FC東京戦は無難に勝利したものの、本当にチームを立て直していけているのかどうか。
今日の、第4戦は、そういう意味でも、大事な一戦だった。
結果は、
25-19
23-25
21-25
23-25
セットカウント1-3、ポイント0。
JTサンダーズは、降格圏内7位に後退してしまいました…。
全ては第2セット。6-0とリードして開始したものを、逆転され、力尽きました。
JT深津のサーブのターンで連続得点して引き離したのを、弟のパナ深津に同じだけやられて同点になり、逆転を許したところから、胃が痛くなりました。多分、「兄津」が「パナ津」を意識し過ぎて、歪み始めたと思います。
第2セットを逆転で落としたことで、第3セットも取れないかもしれない確率が跳ね上がり、最悪な予想通りに第3セット落としたので、今度はポイント0終了の確率がガバッと上がり、そしてその通りになりました。
ネガティブな方向へ舵を取り始めると、止まらないのが今のJT。セット開始からリードを保持出来れば自分たちの展開でいられるけど、一度逆転されると取り返すことが、どうしても出来ない。再逆転出来ない。粘れない。
強かった今年のカープの終盤(負けていても、何となく負ける気がしない)とは正反対で、「勝てる気がしない」のです。
今日のスターティングメンバーは、
WS:越川、安井
MB:中島、筧本
S:深津
OP:ルブリッチ
L:唐川
第1、2セット、スパイクがなかなか当たらず、ドシャットもされていた安井を、第3セット14-18のところで諦め、八子に交代。第4セットは八子がスタートからIN。…でも、よく見ると、八子も少し足を引きずっているような…。いやぁ〜…‼︎
やはり、選手層が薄いのは痛すぎる。
MB中島のスパイクサーブも有効なのだが、元々OPだった彼は守備に難あり。で、190cmセッター井上をピンチサーバーに起用したりするのだが、この起用があまり当たらない…。というか、交代で出る選手が自分の役割を認識して、意識高くワンプレーに集中していた、越川が加入した頃のJTはどこへ行ってしまったのか。
選手間競争が無さ過ぎるのが問題か⁈
明日のジェイテクト戦も落とすようなことになると、精神的に追い詰められて、そのまま“下へ”“下へ”と行ってしまうのではないか…。1巡目4対戦終了して、全勝はパナだけ。
8チームの、下位から、
⑧0勝のFC
⑦1勝のJT
である。
ヤバい…。
ヤバ過ぎる…。
ファイナル6観戦の予定ではなく、チャレンジマッチの応援に行かなくてはいけないのか⁈いやあ〜…‼︎
傍目から見れば奇策に見えることも、現場目線で見ると苦肉の策ということは多々ある。
JTサンダーズの選手一人一人は能力のある逸材だ。固定概念を取り払って組閣するのが監督の役割だ。
コートに6人しか入ることが出来ず、ローテーションしながら試合が進行するバレーボール。目指しているオールラウンダーが越川一枚では、どうにもこうにも。久原や金子、町野の使いどころを発想転換出来ないか(町野はここ3試合ベンチ入りしていないので、故障かもしれないが)。
この、初手から躓いている今年、コーチの入れ替えも行っていたことが痛い…。徳さん!マーヴェラスから帰ってきて〜(;_;)
とにかく!明日のジェイテクト戦、勝とう!勝って、「下」争いから「上位」争いにシフトしなくては!
頑張れ!JTサンダーズ!
(ちゃこ)
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