昨日に続き2月15日、大阪府枚方市・パナソニックアリーナにて試合でした。
本日は、豊田合成トレフェルサと、対戦しました。
合成とは、1勝1敗。負けられない試合でした。
結果は、
25-21
28-30
20-25
21-25
セットカウント1-3で、負けてしまいました。
勝ち点を奪うことも出来ず…。
合成にはレギュラーラウンド負け越しが決まりました…。
サントリーは東レに3-0勝ちしており、レギュラーラウンド最終週のここに来て、首位を明け渡しました…。ポイントは43で並んでいるのですが、勝利数がJTの方が1つ少ないのです。
JTと合成は、どちらも昨日フルセットを戦っており、
フルセットの末に勝ったJT、
フルセットの末に負けた合成。
しかも合成は昨日第2試合で今日は第1試合ですから、肉体的にはきつかったはずです。
が、結果として、精神的にJTの方が昨日の試合の影響を受けていたのでは、と思われました。
チームの雰囲気が固かった。
暗かった。
今日のJTはベンチ入りメンバーから小澤くんを欠いていました。
会場(ベンチ外)にすら居ませんでした。
小澤くんがその守備力だけではなくて、元気に頑張るムードメーカーの役割を果たしていることを痛いほど実感しました。(私は、個人的には小澤くんが次期キャプテンだと思っていますし)
今日のスタメンは、
WS越川・八子
MB町野・筧本
OPレオ S深津 L酒井。
第3セットに
八子→吉岡
深津→井上
レオ→安井
越川→塚崎
第4セットに
町野→安永
レオはやはり昨日の左腰負傷の影響があったようで、点差が離れてしまい セットカウント1-2 になることを嫌でも予想しなくてはいけなくなったので、フルセットまでの準備で下げた、と思われました。
ただ…
越川さんがコートを出たのは、休ませる意味合いだったとしても、後にも先にも私の記憶にはないのです…。(記録を遡って見てみましたが、やはり0です)フルセットを戦った時も、負けが濃厚な時も、“主将”である越川さんがコート外に居たことはない。
越川さんをコートから出さなければならないほどの“精神的”危機がJTにあったということでしょう。
冷静になれ、第4セットから切り替えろ、という監督采配だったと思いますが、第4セット開始時の、メンバーの表情が固すぎ…。「切り替えれてないじゃん」と突っ込みたくなりました。
ブロックが機能していないのは、昨日も今日も同じなのですが、今日は、第1セットは緊張感がいい“気合い”を出していて、レシーブの良い合成に対して拾い負けしておらず、相手のミスが出るまで辛抱強く待つことが出来ていたと思います。
調子に乗るとテンションが上がり、甲高い声で叫びまくることで合成ファンじゃない人にもよく知られている、合成のWS高松が、第1セットは静かだった。
問題は、デュースでもつれた第2セットだったと思います。
JT側にミスが多発。だけどワンサイドゲームになっていなかったのは、相手もお付き合いをしてくれていたから。
結果、このセットを落としたことが、セットカウント 1-1 以上のダメージになったのではないかと思われます。気分的に、イーブンではなくて「追い込まれた」感、がJT側にあった。
小澤くんが居ないことやブロックが機能していないこと……、最近誰にインタビューしても出てくる「自分たちのバレー」の形が、ユラユラして見えました。
「自分たちのバレー」を信じてやっていれば、自分たちは勝てる、それを一戦一戦やっていたら優勝に向かえる、そう言っていたもの、が、です。
1回目の対戦の時ほどイゴールにやられまくった感はありませんが、やはり、イゴールがレオに対してライバル心丸出しで。レオを自分1人でブロックしてた場面もありました。そこをわかっていて相手のセッターもイゴールにトスを集めているわけですが、ブロックが良く機能していない現在では、イゴールのバックアタックを何本かドシャット出来ただけで、イゴールが打ってくる、とわかっていても止めきれなかった、というのが現実です。
他のチームに対しても同じポテンシャルでやるのならまだいいのですが、JT戦の時にのみ牙をむく、というのは…余程、JTが憎い、ということなのでしょう。
愛憎、といいますから、憎いと愛しいは実は近しいのですよね…。
レギュラーラウンド、残り2試合。
サントリーとの直接対決も残しています。
もうひとつは、第2レグで 0-3 負けを喫した 東レが相手です。
今の自分たちの持てる力を最大に発揮して、レギュラーラウンドを終えて欲しい。
間を置くことなく、「ファイナル6」に突入するので、調子を“維持”から“上昇”モードに変えれないと、ズルズルと落ちていってしまうことも考えられます。
今のJTの雰囲気は、明らかに“下降”ライン…。
このままではヤバいです。
来週のレギュラーラウンド最終週の戦いは、ホームゲームの呉市です。
応援が選手の「第3の力」になれるように、会場いっぱいの“緑色”で、応援しましょう!
(文責・ちゃこ)