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2016年03月04日
編集部

久保会長「みなと公園は使わない」宣言!の数時間前、広島県議会総務委員会紛糾、市民、サポーター、サンフレの意思に抗う「宇品推し」の理由は…

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広島みなと公園
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ひろスポ!読者からのスタジアム建設支持率ゼロに続きサンフレッチェ広島も「使わない」と総スカンの広島みなと公園(公園として、地元住民の方の憩いの場として、災害時の避難場所としての機能を否定しているわけでは決してない)

 

久保会長「みなと公園は使わない」宣言!の数時間前、広島県議会総務委員会紛糾、市民、サポーター、サンフレの意思に抗う「宇品推し」の理由は…

 

サンフレッチェ広島の久保允誉会長が広島市中区のホテルで新サッカースタジアムについての会見を始める少し前、距離にして1キロもない広島県庁内ではまさにこの新サッカースタジアム問題で声を荒げる県会議員がいた。

県の総務委員会。宮崎康則委員長以下、委員は計11人。

副委員長の砂原克規氏(西区選出)と林正夫氏(中区選出)の意見がかみ合わず、林氏の声のトーンがしだいに大きくなった。

砂原氏はその中で、湯崎知事が先の議会で「スタジアム問題」について問われた際「今までに報告してきている」という旨の答弁をしたことに関して、総務委員会の中でも「議論していない」、「この時期にやっと交通量調査に関する詳細も出てきた」、「実際はきょうが総務委員会での初めての議論」という旨のことを発言した

これに対して林氏の発言内容はあいまいなまま、だった。

そもそも論としてすでに2月の時点で「スタジアム問題はそもそも市の独断でやるべきこと、総務委員会で報告するような事案でない」との声も出ている。

総務委員会は…

県政の総合的振興対策調査の件
県勢の活性化対策及び地域振興対策調査の件
組織及び財政の管理運営状況調査の件
地方交通対策及び情報化対策調査の件
広報・広聴及び国際化対策調査の件

について深めていく。

「地方交通対策及び情報化対策調査の件」として広島みなと公園へのスタジアム建設の場合の交通調査を行った、ということになるのだろうが、それと「スタジアム問題」とは一部が重なるだけで、そもそもエディオンスタジアム広島も旧広島市民球場跡地も市の管轄だから「スタジアム問題はそもそも市の独断でやるべきこと」というのはまっとうな指摘だ。

サッカースタジアム問題に関する市長、知事、商議所会頭の3者会議の下部組織、作業部会は市・県の職員らによる実動班である。

ところが、作業部会の作業が昨年7月以降に実際に始まってみると、港湾関係者との話し合いには「広島市職員の姿はなく、さらにはスタジアムを建てるかどうかより、複合施設の話んばかり」だったと港湾関係者は証言する。さらに「スタジアムはどうなった?」と聞いても明確な返答すらなかった、という。

これらの話からすれば、久保会長の言う「何の相談もなかった」との言い回しは客観的に見ても整合性が高い。作業部会は”スタジアムのことより、いかに広島みなと公園での計画推進を円滑に進めるか”に偏った「作業」にまい進していた可能性が極めて高い。

もっと踏み込んで言えば”サンフレッチェ広島やサポーターの意向などより、とにかく宇品に誘導すること”が主業務だった、ということではないか?なんせひろスポ!読者の広島みなと公園支持率が30人中0パーセントだ。

一連のサッカースタジアム問題でメディアがあまり取り上げていない、広島県総務委員会だが、実は久保会長会見のまさに”対抗軸”として存在するかっこう。そこには本来の「キーマン」の一角であるはずの広島市議会は当然ながらまったく絡んでいない。

久保会長会見によって、今後は久保会長とともに、本来の主役のひとりである松井市長とその両輪にあたる広島市議会、さらには広島県議会、それに今回の久保会長会見で”真実”を知った市民・県民、県内外のサポーター、場合によっては国際平和都市への影響を配慮した国にもスポットが当たることになる。

広島新サッカースタジアム取材班

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