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2016年04月25日
編集部編集部

サンフレッチェ久保会長、広島市などが示したサッカースタジアム詳細資料を「民間企業であればイチからやり直し」と一蹴!それもそのはず、まるで数字遊び…?

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旧広島市民球場跡地
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久保允誉会長はサンフレッチェ広島のホームページで「4月22日作業部会(県・市・商工会議所)資料の問題点」を指摘

 

サンフレッチェ広島の久保允誉会長がサンフレッチェ広島のホームページで自ら新サッカースタジアムに関する情報を発信している。

これは3月3日の久保会長の独自案発表を契機にスタートした。と同時に在広メディアに対する不信感、警戒感がそうさせている、と言っていいだろう。

本来なら新聞やテレビで報じるべき内容がなかなか報じられない。どこかで誰かが「圧力」をかけているのは間違いない。実際に”眼の前”でみたケースもある。

サンフレッチェ広島とスタジアムに関する問題を「旧広島市民球場跡地」を絡めて報道した放送関係者が年明けから複数の局にまたがってその最前線から異動させられた。

現政権とキー局の間で起こっている「表現の自由」にまつわる「圧力」問題と同じことが、この広島では、旧広島市民球場がカープの本拠地でなくなり「跡地問題」が取りざたされるようになってから頻繁に起こっている。

あまりにもその「圧力」が執拗であれば、やがてこの場で誰がそうしているのか、”名指し”しなければいけない時がくるだろう。いや、すでに潮時かもしれない。サッカースタジアムの問題に関して、個々の担当者は熱い思いを抱いていてもそれが報じられない広島の新聞やテレビは「ジャーナリズム」としての機能を失いつつある。

ヤフーニュースのトップ記事に広島のサッカースタジアム問題が掲載されたり、週刊プレイボーイが特集記事を掲載したりするのは、その対極の動きと言える。

 

サンフレッチェ広島の「久保会長インタビュー」は4月22日に更新された。内容は非常に興味深い。しかし、広島のどのメディアも食いつこうとはしない。

久保会長は本気で、とことんこの問題と向かい合うつもりでいるようだ。最新のインタビューの中でも「県民市民サポーターのあと押しが大きな力になる、私自身先頭を切って旗を振りたい」とメッセージを送っている。既存のメディアを介さず、直接、民意に訴える。

久保会長が5月13日に示す詳細が、4月20日に広島市から出された「広島みなと公園優位」を裏付ける詳細資料よりも有意義なものなら、その時、市民・県民・サポーターはどんな行動に出るだろうか?

なお、久保会長も4月20日に独自案の詳細を発表する予定でいたが、熊本地震の甚大な被害状況に配慮し「我々も全力で熊本地震の被災地を支援する」として、説明の時期を5月に延期した。

 

ところで今回の「久保会長インタビュー」は、松井市長、湯崎知事、深山商議所会頭の3者会談の実動班である作業部会の「作業」がいかにいい加減か、を際立たせるような内容となっている。その指摘が事実であるならばだが…。

久保会長はインタビューの中で「4月20日に作業部会から出された資料は多忙なためすべてに目を通していない」としながらも「3月3日の独自プランが何ら反映されていない、非常に残念」と反応。

さらに…

「今回の発表でもスタジアム規模を3万人としている。当社の考え方も日本サッカー協会の考え方も無視された内容になっている」

「資料については各項目間の資料の質の格差が(久保案の内容と比較して)大きく驚いている。市民・県民の関心の高い資金調達について、その資料の中にはなく税金をいくら投入するかまったく答えていない」

「広島みなと公園にはMICE併設の場合とスタジアム単独の場合の運営費用が同額、誰が見ても疑問に思うことばかり」

…などと具体的に指摘して

「総じて資料のレベルが低いと感じる」

「日本総研に調査依頼した割に、民間企業であればイチからやり直しを求める資料の内容」

…と作業部会の「作業」を一刀両断している。

 

そして、作業部会の「作業」のその実態を突く、最大のポイントを久保会長は、」以下のグラフを用いて次のように指摘する。(  )はひろスポ!補足。

 

旧広島市民球場跡地

 

 

「平成26年12月と平成28年4月に作業部会が発表したスタジアムの建設費の比較です。(広島みなと公園は複合施設を除くスタジアム単体です)」

「平成26年は旧広島市民球場跡地での建設費用で194億円、ブルーがスタジアム建設費、赤が特殊工事これは(先方が必要と言うグラウンドレベルからの)掘り込み費用です」

「広島みなと公園の方は143億で発表。スタジアム建設に140億、特殊工事3億です」

「平成28年4月には、旧広島市民球場跡地の試算がスタジアム建設費が160億になり(前回より20億円プラスです)、特殊工事は99億3800万でこれが掘り込み費用(ですがイッキに45億円以上のアップです)」

「一方の広島みなと公園の案ではスタジアム建設費が140億から180億にあがって、特殊工事が(3億円から)11億6000万で、合計191億7500万になっています」

「26年12月と28年4月(の両者を見比べてみると)、広島みなと公園は134パーセントのアップになっています」

「同じように、おそらく単純に、旧広島市民球場跡地の案も134パーセントとほぼいっしょ(のアップ率です)、ということは…」

「広島みなと公園がこれだけかかるので、同じように(旧広島市民球場跡地の方の建設にかかる費用もみなと公園の方が低コストでできるという数字をそのまま変えないように)出した…。これもなかなかおかしな数字だと思います」

「スタジアムの建設だけなら(そもそも)140億でできるものがなんで160億に急に上がったのか?掘り込み費用の54億がなんで99億にイッキにあがったのか非常に不可解で整合性がとれてないと感じます」

「5月13日に独自案の詳細説明は、2万5000人から2万7200人までの規模の専用スタジアムで原爆ドームが見える形の設計。掘り込みもしないでいける」

「資金調達も実現可能なレベル、建設に関して一部上場企業の設計 FIFAの基準をクリアし国際マッチできる。各種イベントも(対応できる設計)です」

 

「久保会長インタビュー」要旨は以上。

 

この「不思議」な数字については、作業部会に問い合わせて、その詳細が判明すればまた紹介する予定だ。

なお、ひろスポ!取材班では昨年の7月、作業部会が3者会談において「旧広島市民球場跡地での掘り込み費用が54億円かかる」その理由をマスコミの前で説明しているのを聞いたが、すでにその時点で担当者のその物言いは”冷や汗”ものだった、と断言してもいい。新球場(マツダスタジアム)建設までの紆余曲折や、旧広島市民球場解体までの経緯、延々と続くサッカースタジアム問題をずっと見てきた我々の目は、節穴ではない。

広島新サッカースタジアム取材班

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