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2016年06月02日
編集部編集部

サッカースタジアムはサンフレッチェに任せその費用を東部連続立体化事業に…の声、県議会から上がる、そしてオバマ大統領とHiroshima Peace Memorial Stadium

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オバマ大統領
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    ダグ

オバマ大統領を乗せた特装専用車キャデラック・ワンを歓迎する広島平和公園前の市民たち(広島新サッカースタジアム取材班撮影)

 

広島のサッカースタジアム問題では「基本的に広島市の問題。どうして広島県がそんなに首を突っ込みたがる?」という声が様々なところから上がって久しい。

そんな中、5月19日に開催された広島県議会建設委員会で、河井あんり委員が湯崎県政下で大きな課題となっている「東部連続立体交差事業」と広島みなと公園へのサッカースタジアム建設費用について資した。(以下、平成28年6月1日発刊、日刊廣島記事からも引用)

東部連続立体交差事業について
鯉党のひろしままちづくり日記
urbankoikoi.blog63.fc2.com/blog-entry-825.html

 

広島では広島市中心部から廿日市市など西部方面に向けてのインフラ整備が先に進み、マツダスタジアムのある広島市南区あたりから東部方面へ向けては軌道系、主要道路ともに交通インフラが脆弱なまま今日に至っている。

まさに西高東低。その地域間バランスの悪さを一気に改善することが期待され長い年月をかけ準備してきたのが東部連続立体交差事業だ。

ところが、広島における他の多くの整備事業がそうであるように、この大事業も御多分に漏れず遅々として進まないばかりか、事業費削減のあおりをモロに受けて中途半端な事業計画変更を押しつけられそうな地域住民から今、ブーイングの嵐が起こっている。

その様は、ひと言で表現するなら”スタジアム建設に反対する港湾関係者”の姿ともオーバーラップする。ともに、地元で企業活動し、生活を営む人々と行政サイドの意思疎通がまるでできていない。

そんな状況に危機感を募らせたのだろう。河井委員は県の担当者と次のようなやりとりを行った。(発言は要約)

河井委員 東部連続立体交差事業で、県と市は280億円の事業費縮減を行っている。見直しの目的は?

都市計画課政策監 昨今の経済情勢や県を取り巻く環境、財政面から見直している。

河井委員 そうであれば、サッカースタジアムを広島みなと公園に建設する場合、180億円かかるが、サンフレッチェ広島は140億円で旧広島市民球場跡地に建て、建設費は自分たちで賄う、また建設後はスタジアムを寄付して指定管理者も受諾したいと言っている。東部連続立体交差事業でそんなにおカネがないなら、サンフレッチェ広島に乗っかってしまえばいい。そしたら180億円浮くから、それを連続立体交差化事業にまわしたらいい。

都市計画課政策監 港湾管理者なので明確にお答えできないが、スタジアムについては、サンフレッチェ広島側と様々な調整をしていく。

…このやりとりからも分かるように広島県の担当者は河井委員の質問にまったく答えてはいない。しかも広島みなと公園でのスタジアム整備費は「180億円」ではない。それこそ港湾関係者も納得する、渋滞回避のための道路・インフラ整備費用やスタジアム以外の複合施設(ホテルその他)に関わる費用も計上していけばすぐに200億円を突破してそれこそ「280億円」規模となりかねない。

例えばマツダスタジアム。広島市は今でもマツダスタジアムの建設費について最初に発表したそのままの値段どおり「90億円でできた」と言い続けているが、プラス20数億円をカープ球団が負担したことはもう多くの市民も知っている。加えて、マツダスタジアムに入場するための大型スロープひとつとっても、実際は数億円を投じて建設されたのに「球場部分ではない」と広島市側が市議会で最後まで突っぱねたためスタジアム建設費用には入っていない。

要するにマツダスタジアムは90億円ではできていない。よって広島みなと公園でのサッカースタジアム建設費用も、すでに指摘されている土壌改良費なども加味すれば、どんどん膨れ上がっていくだろう。

6月の広島県議会、広島市議会ではともにサッカースタジアム問題は避けては通れない。と同時に当事者である広島市議会関係者の間からも「サッカースタジアム建設費用を負担する余力は市にはない」との声が以前からあがってもいる。

県も市も自分たちのサイフが厳しい状況は変わらない。ならば河井委員の言うとおり、民間の投資を最大限に活用した方が県民、市民に対しての説明もつく。

サンフレッチェ広島が自分たちのためだけに、旧広島市民球場跡地を使うというなら話は別である。

しかし、サンフレッチェ広島を通して旧広島市民球場跡地で市民・県民・国内外のサポーターや観光客に多くの恩恵がもたらせる、というのがもともとのサンフレッチェ広島、久保允誉会長の「Hiroshima Peace Memorial Stadium」案のコンセプトでもある。

それを自腹を切ってでも、未来の広島のこどもたちのために残していきたいというのがサンフレ案だ。

その考え方は、広島訪問から一週間近くが経過してもなお鮮烈なイメージを残したままの、原爆ドームや旧広島市民球場跡地と同じ空間で広島の空に向かって発したオバマ大統領の「所感」にあるこのエンディングとも重なっている。

The world was forever changed here,but today the children of this city will go through their day in peace.

世界はここで、永遠に変わってしまったけど、

でも、この街のこどもたちは、屈託のない笑顔と穏やか光の中、かけがえのない日々をきょうも駆けていくよ…

そう、きょうも、あすも、ずっと…

広島新サッカースタジアム取材班

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