松井市長に旧広島市民球場跡地に「イベント広場」整備を促す要望書を手渡して握手する広島市文化協の山本一隆会長(左)は前中国新聞代表取締役副社長
中国新聞の新サッカースタジアム報道はサンフレッチェ広島、市民・サポーターの思いを代弁している、していない?Ⅱ
ひろスポ!では広島市文化協会が広島市の松井市長に「旧広島市民球場跡地利用に関する要望書」提出したニュースを先ごろ取り上げた。
2016年2月27日
広島市文化協会が松井市長に「旧広島市民球場跡地利用に関する要望書」提出、その内容は「イベント広場」、サンフレッチェ広島のスタジアム案に「合築」でOKでは?
hirospo.com/pickup/26881.html
この記事の中では広島市文化協会が希望する旧広島市民球場跡地での整備の方向性は多くがサンフレッチェ広島の提唱するHiroshima Peace Memorial Stadium(3月3日公式発表)の方向性と一致する可能性がある、と報じた。
2016年2月10日
特報!とうとうこの日がやってくる…、サンフレッチェ広島3月3日、新スタジアム「Hiroshima Peace Memorial Stadium」(仮)提案へ
hirospo.com/pickup/26348.html
ところで2月27日に広島市役所に松井市長を訪ねた広島市文化協会の山本一隆会長だが、中国新聞の前代表取締役副社長の立場もそこには多分に重なってはいないのか?
ちなみに市民が大反対運動を展開した旧広島市民球場の解体をその当時に決めたのも中国新聞OBだ。
参考資料
blog.goo.ne.jp/hadaken69/e/056120451c1e47f401365a23810fb093
上記ブログの中で毎日新聞の記者が報じている以下の内容…。
・営利利用を可能にするため に、球場地区をイベント特区にして規制緩和
・官民一体のイベント運営組織を作り、市税を投入
・市が保存を計画する右翼席はイベント実施の障害であり、新たな屋根付きステージを設置…など、市の現行計画から大きく外れた内容が盛り込まれたのだ。
…とある。そしてそれらを考えたのは「旧球場跡地の整備後に開くイベントの将来像について、 具体的な検討をするため」に広島市が設置した「賑(にぎ)わいづくり研究会」で「 8人のメンバーは民間人主体で、座長は金井宏一郎・中国放送特別相談役、 他は経済団体や地元商工会、旅行代理店の関係者ら。 6回の会議を経て、4月にまとめた提言が波紋を呼んだ」となっている。(また「波紋」…苦笑…)
金井宏一郎氏は中国新聞社時代にフラワーフェスティバルなど多くのイベントに携わってきた。旧広島市民球場解体も「賑わいづくり研究会」が最後に断を下した。その金井氏と山本一隆氏は幼少のころからの仲であり、ともに修道高校で学んでいる。さらに言えば松井市長が市長選初当選の会見を行う際、隣りに座っていたのが金井氏だ。
実はこの修道高校OBが、今回の新サッカースタジアム問題を非常に難しいものにしている。ネットで修道高校・中学のOBを検索すれば見えない糸も見えてきてすべてが繋がる読者の方もいるだろう。ひろスポ!でも状況次第では”そこ”にも切り込む。
さて、乱暴な言い方で恐縮だが中国新聞グループが旧広島市民球場をぶっ壊して、今なおそこに自分たちのイメージしたものを整備しようとしているようにも見える。
広島市の情勢に詳しい関係者からひろスポ!に届いたメールには以下のように記してある。
「あそこを第二のちゅーピーーパークにするべく、旧市民球場の存在(復興の歴史)すら否定して、屋根つきのイベント広場にしたい」「しかし「場」の使用料がネックに…」「金井座長のころの跡地活用法の資料と、現行の着地点は酷似」
そう、現在はビールフェスタだろうが、ラーメン祭りだろうが旧広島市民球場跡地でのイベントはすべて使用料無料で”まる儲け”。旧広島市民球場跡地でのイベント開催に固執する面々は「動員力もありイベント広場が最適」との発言を繰り返しているが「タダ」の広場(掛詞)と新サッカースタジアムを比較しようとすること自体、ナンセンス。
だけどサカスタ、”強制”終了!
そこに”無料”のイベント広場?
そうじゃナイ
そうじゃナイ
世界に繋がるサッカー文化、
貴重なソフトを前面に!
喜びと感動、みんなで”共有”
世界を”魅了”する新たな空間!
それが市民の、みんなの願い!(韻を踏んでいます、ヒップホップ調で、もう硬い話ばかりなのでここで一服…)
広島新サッカースタジアム取材班