開幕戦黒星、を受け会見する朝山正悟主将(トップ画像)
広島ドラゴンフライズは10月2日、広島サンプラザホールでB2開幕戦に臨み、福島ファイヤーボンズに75-89で完敗した。
前半を終えて31-34。第3クォーターも19-20と接戦に持ち込んだが第4クォーターで25-35とディフェンスが崩壊した。
試合後の朝山正悟主将の話
きょうの試合、率直に、ホームですべき試合ではなかったと思っています。今年の自分たちの色が何なのか、やりたいバスケットが何なのか、そういったものがファンの方、応援して下さるみなさんに何も見せることができなかったと思っています。
また、昨シーズンのあの試合をしてから、きょうまで自分たちがどういう期間を過ごしてきたのか、一番見せなければいけない日だったと思うのですが、それをできなかったのが非常に悔やまれます。
(失点の多さは)ターンオーバーですね。簡単なミスが多かったこと、そこから走られてしまいましたので。あとは、今シーズンもチームケミストリーの部分に重点を置いてやっていましたが、やはりこういう試合で、ホームでみんなぞれぞれがやらなければいけないという気持ちなのか、また徹底しなければいけない部分ができていないのか。それは個人個人で思いはあると思うんですけど、そういった中でちょっと自分勝手に、セルフィッシュになってしまった部分が、後半あれだけ崩れてしまった部分なのかと。
いいオフェンスで終わらなければ相手に流れを持っていかれてしまいます。逆にいいディフェンスをしてオフェンスに繋げる。いいオフェンスで終わっていいディフェンスに繋げる。そういうサイクルを作らなきゃいけないのですが、それがきょうはずっと、そして後半特にできなかったのが一番の要因かなと思います。
それぞれが危機感を持って前に進まないといけません。これから59試合。まだまだ始まったばかり。前向きにとらえてこれから自分たちが何をやらないといけないのか?まずはあしたが来ること。そこに向けてきょうの修正点を、あしたまでに必ず切り替えてやるということ。
あしたの試合で今季自分たちがやるべきバスケットを応援してくれているみなさんに見せなきゃいけない。そのへんを全員がもう一度分からないといけない。こういった試合が初戦で起きてよかったね、と言えるようにこれからチームとしてやっていかないといけません。