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2018年11月19日
編集部編集部

J2へ自動降格の長崎、しかし本当の結果が出るのは5年先、10年先…新スタジアム発表から2週間で地元財界アシストのコンビネーションに広島完敗

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JR長崎駅付近から稲佐山方面を望む(トップ画像)

安田生命J2リーグ最終節が11月17日に各地で行われた。その結果を受けV・ファーレン長崎のJ2自動降格が決まった。

J1はインターバル期間中で試合のないV・ファーレン長崎の命運はJ2のFC町田ゼルビアが握っていた。

9月の審査会でFC町田ゼルビアにはJ1ライセンスが付与されなかった。ホームスタジアムの改修などJ1ライセンス取得条件をクリアできなかったためだ。こうした点についてはスタジアムのハード面について疎い(例えばエディオンスタジアム広島の電光掲示盤が故障するまで放置した例がある)広島市はよく理解しておくべきではないか?

J1ライセンスのないFC町田ゼルビアが自動昇格圏の2位までに入れば、J1の自動降格チームは当初の2チームから1チームに減る。そうなればJ1の17位チームは自動降格を免れてプレーオフに回ることができた。

しかし、FC町田ゼルビアが最終戦で引き分けて4位となったため、すでに17位以下が決まっているV・ファーレン長崎のプレーオフの道は2試合を残して断たれた。

無念の思いを胸に秘め、V・ファーレン長崎の高田明社長はクラブのオフィシャルサイトでコメントを発表した。

その中に次の一文がある。

今季のJ1でのあらゆる経験、価値は限りなく大きなものです。

これを生かすのはチームの使命です。V・ファーレン長崎が、長崎で、日本で、アジアで、世界で躍動するために、

ファンの皆さんのお力とともに、新たなスタートを切ります。

まだまだ、長い道のりです。しかし、今回の涙を笑顔に変えられるよう頑張ります。

そして、頑張りましょう。

 

その行間からは当然ながら、新スタジアムへの夢が滲む。平和都市の長崎からアジアと世界を見据えるその視点、その発想。そこもまた、広島と共通する部分だ。

ただ、長崎市と広島市では置かれている状況が大きく異なる。

政令市の広島市はまだなんとかその体を成しているが、長崎市は人口減少に歯止めがかからない。長崎県の人口減少率は九州7県でワーストとなっており、人口流出の「ダムの役割」が期待される長崎市もその役目を果たせていない。

長崎県の人口は135万人から2040年には104万に萎むという推計もある。今の広島市より小さくなる。

それゆえに新幹線長崎ルートにかかる期待は大きく、その時に備えて長崎市街地での大規模再開発が続き、その流れの中に新サッカースタジアム建設も見事、吸収されたかっこうになっている。だからこそ、V・ファーレン長崎の高田明社長が新スタジアム構想を発表した際に、地元財界も素早く反応したのだろう。

3月12日、長崎市経済界は田上富久市長にスタジアム建設に協力するようを要望書を提出した。

高田明社長が田上富久市長を訪れ、新サッカースタジアムの建設を検討していることを明らかにしたのはJ1開幕直前の2月22日だった。

それからわずか2週間で地元経済界は高田明社長の”アシスト”に回ったことになる。

長崎市の誇る一級観光資源のひとつ、稲佐山展望台とスタジアムのある複合エリアを長崎ロープウェイで繋ぐ発想など、関係者の連携・情熱が「跡地」をどんな空間に生まれ変わらせるのか?人口減少の流れに歯止めをかけるための橋頭保になりえるのか?

その答えは5年後、10年後には明らかになる。5年、10年なんてすぐ、である。広島市民球場が主を失い、その跡地が”そのまま”の状態になってからもう10年目、なのだから…

ひろスタ!特命取材班

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