トップ画像は島根スサノオマジックチア、アクア☆マジック
B.LEAGUEのトーナメント戦「EARLY CUP2018 」第2日が9月8日、東北(仙台)、関東(栃木)、北信越(信州)、東海(三遠)、関西(大阪)、西日本(島根)の6地区で開催された。
西日本地区では松江市総合体育館で5位決定戦と準決勝2試合が行われた。
5位決定戦は広島ドラゴンフライズが地元の島根スサノオマジックに80-55のスコアで快勝した。
準決勝では熊本ヴォルターズが香川ファイブアローズを82-73のスコアで押し切り9日の決勝へ。
また1回戦で広島ドラゴンフライズに競り勝った愛媛オレンジバイキングス が今季からB1昇格となったライジングゼファー福岡に80-76で勝って大会初優勝まであと1勝とした。
B.LEAGUE EARLY CUP 2018 NISHINIHON 5th PLACE GAME
広島ドラゴンフライズ80-55島根スサノオマジック
1Q:21-4
2Q:23-13
3Q:21-25
4Q:15-13
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#10坂井レオ、#12エリック・トンプソン、#24田中成也
島根:#0佐藤公威、#6北川 弘、#18相馬卓弥、#22小阪彰久、#50梅津大介
広島ドラゴンフライズのスターティング5には、前日のゲームで負傷したジャマリ・トレイラーに代わって坂井レオ。第1クォーター、立ち上がりからその坂井レオが張る展開になり、ディフェンスでは古巣との対戦に燃える岡本飛龍が高い位置からプレッシャーをかけた。岡本飛龍は1回戦のあと「失点の多さ」を課題に挙げていたが有言実行、21-4と最高の滑り出しとなった。
第2クォーターでは佐藤優樹が見事なジャンプショットで移籍後の初得点。高さのアドバンテージを活かしてエリック・トンプソンのディフェンスリバウンドから朝山正悟がジャンパー、ファストブレイクで3Pショットも決めて44-17。大量リードで後半へ繋ぎ、第3クォーターでは21-25と島根スサノオマジックの反撃を受ける形になったが、最終クォーターも15-13のロースコアでゲームをコントロール。
広島ドラゴンフライズ1期生で今季から敵に回ることになった北川弘と岡本飛龍の熱いマッチアップでスタンドが盛り上がる中、80-55の大差で中国山地を挟んだダービー初戦は広島に軍配が上がった。坂井レオは24点のキャリアハイをマーク。
主なスタッツ
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#10坂井レオ24点
#2朝山正悟 14点
#12エリック・トンプソン14点
◆リバウンド
#12エリック・トンプソン 17リバウンド
#7坂本ジェイ 13リバウンド
#10坂井レオ7リバウンド
◆アシスト
#3岡本飛竜6アシスト
島根スサノオマジック
◆得点
#22小阪彰久14点
#6北川 弘12点
◆リバウンド
#22小阪彰久 9リバウンド
#18相馬卓弥 5リバウンド
◆アシスト
#6北川 弘6アシスト
広島ドラゴンフライズ・尺野将太HC
昨日のゲームからいくつかの部分で修正はできたと思う。島根に外国籍選手が0という中で、あれだけのファイトを見せられ、後手に回る場面も多かったので、もう1つ2つとレベルアップをしないとシーズン勝ち抜けないと感じた。今日は坂井選手がキャリアハイの活躍、他にも昨日とは違うメンバーが活躍してくれて、良い部分も多かったのではないか。自分たちの判断で相手にアジャストできるかという部分を練習していきたい。
広島ドラゴンフライズ・朝山正悟キャプテン
島根が外国籍選手がいない中で、昨日とは違うゲームになった。しっかり修正すべきところは改善してゲームに臨めたと思う。まだシーズン開幕まで時間があるので、このアーリーカップでの経験をチームで共有して良い準備をしていきたい。
島根スサノオマジック・鈴木裕紀HC
1Qで広島のボールプレッシャーを受けて、コントロールを失ってしまった。リバウンドなど高さの部分ではアドバンテージを出させてしまった。勝敗は全く気にしていないが、自分たちのバスケットをしようと思って戦った。後半はやりたい部分が出せて、第3Qは勝つこともできた。良いところもたくさんでたので、これから徐々にチームをよくしていきたい。