画像は横川地区のみなさんの”声援”を背にリーグ戦ラストゲームに臨むGK小松里弥
8月に今季限りでのチーム解散を発表したアンジュヴィオレ広島が10月16日、広島市安佐南区の広島広域公園第一球技場で、プレナスなでしこリーグ1部最終節のセレッソ大阪堺レディース戦に臨み、0-1のスコアで敗れた。
この日の先発、ベンチ入りメンバーの平均年齢はアンジュヴィオレ広島が24・2歳、セレッソ大阪堺レディースが19・1歳。
9月14日にはセレッソ大阪堺レディースの2023-24シーズンからのWEリーグ参入が発表されており、正に対照的なチーム同士の対戦となった。
試合は前半、アンジュヴィオレ広島が押されながらも耐え0-0のまま後半に入ると相手の足が止まり気味になってアンジュヴィオレ広島ペース。39分にカウンターから失点して948人が集結したスタンドに勝利を届けることはできなかったが、終始、ピッチに立った全員が魂のこもったプレーを続け、ベストゲームをサポーターの目に焼き付けた。
なでしこリーグ1部の最終順位は…
1位がスフィーダ世田谷FC 16勝2分け4敗、勝ち点50
4位がセレッソ大阪堺レディース 11勝5分け6敗、勝ち点38
11位が愛媛FCレディース 2勝7分け13敗、勝ち点13
12位(最下位)アンジュヴィオレ広島 3勝2分け17敗、勝ち点11
アンジュヴィオレ広島は11月26日から始まる皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会に参戦して負けた時点で、広島市西区の横川地区の人々とともに歩んできた11年間に終止符を打つ。(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)
アンジュヴィオレ広島のなでしこリーグ最終戦…
選手入場、キャプテンマークはDF新城舞
笑顔のGK小松里弥
記念撮影
先発メンバー
スタンドも熱気
キックオフ前
前半、攻め込むMF竹ノ谷好美
チームの顔としてピッチを走り続けてきたFW神田若帆
セットプレーで攻める
FW新田寿瑞(手前)とMF逸見桃子(中)、DF小野奈菜(後方)のセンターライン
前半、相手のセットプレーにも耐える
…が、サポーターに勝利報告ならず…
セレモニーの最後にサインボールを投げ入れる!