激励会で記念撮影、左から(公財)広島県サッカー協会の宗政潤一郎事務局長、水野祐里選手、同協会の藤口光紀副会長、新加入の今井まゆら選手、その右が(公財)広島市サッカー協会の吉崎潔副会長、その右が福山市サッカー協会の片山晴之会長、前列左が(公財)広島市サッカー協会の結城辰行会長、その右が中島麻衣選手(トップ画像説明)
アンジュヴィオレ広島は3月12日、広島市中区で12人の新加入選手を含む37人の新メンバー発表会と激励会に臨み、なでしこリーグ復帰への思いを新たにした。
なでしこリーグ1部昇格を目指した昨季は、開幕から後手に回って負けが先行、なでしこリーグ2部最下位となってチャレンジリーグに降格した。
まさに「チャレンジ」となる今シーズン、4月16日のホームゲーム、コカ・コーラウエスト広島スタジアムでの福岡J・アンクラス戦で戦いの幕が上がる。
開幕ダッシュを成功させるためにも、ここからいかにいい準備をしていくことができるかが鍵になる。「紫力結心(しりょくけっしん)」のスローガンのもと巻き返しを誓うアンジュヴィオレ広島の選手たちに向けて、激励会では関係者らからの温かい声援が相次いだ。
江頭鮎季選手と談笑する東博樹監督
激励会会場で聞いた東博樹監督の話
あんまり僕は情報はもらさないんやけどね…。僕のここまでの経歴の中では新しい挑戦ですからフレッシュな気分言うたらそうですね。それは選手に伝わると思うし、去年とは違うフレッシュなところでやっていけると思うし、彼女らは戦う強い気持ちも戦術もしっかりしたものを持ってます。もちろん足りないとこもあるけど、そこを刺激してうまく乗せていけばいい結果は出ると思います。
人数は多いけどこれから固まっていくに従って難しいとこも出てくる。そこは努力して何とか昇格して、なでしこ1部へ行けたらいい。1年で上、1年で上へ行けたらいいけどそりゃ難しいかな?でも、そうなるよう努力します。大事なのはその先に続くように、それをできれば高い位置で続けていきたい。上がったはいいけどまた落ちるのは嫌ですから。それと、ほかの女子チーム、ここまでのことやっているのかな?小さなチームに、こんなに大勢のみなさんに集まっていただいて、身の引き締まる思いです。
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メキシコ五輪銅メダリストの(公財)広島県サッカー協会 小城得達会長からの貴重な話に耳を傾ける山縣尚美主将
NGU名古屋FCレディースから移籍の今井まゆら選手と県サッカー協会 藤口副会長
足立英梨子副主将とサンフレッチェ広島織田秀和代表取締役社長、5月27日のアンジュヴィオレ広島対静岡産業大学磐田ボニータ戦は広島広域公園第一球技場で午前11時から開催されるが、同日午後2時からは隣接のエディオンスタジアム広島でJ1第13節のサンフレッチェ広島対ジュビロ磐田戦もある
なでしこリーグの顔、岡山湯郷Belleから移籍してきた川野紗季選手も関係者にあいさつ
紫力結心のスローガンと水野祐里選手
水野祐里選手の話
チームは年々良くなってきていましたが去年はちょっと躓いて悔しい思いをしました。言ってしまえば、チーム全体としてまとまることができずにああいう結果になりました。今年は監督、スタッフ、選手も入れ替わりチームが一新しました。心新たにチャレンジリーグからになりますが一戦一戦を大事にしていきたいし、勝つことをもっともっと意識してぜひ昇格したいです。横川商店街のみなさんや、きょうのように多くの方に支えられ応援していただいているのをすごく感じています。みんな感謝の気持ちでいっぱいです。ピッチではその応援にみんなで応えていきたいと思います。